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神のご計画(No.37)

       「御名」を崇める信仰生活




だから、こう祈りなさい。「天におられる私たちの父よ、御名が崇められますように。
                                            【マタイ福音書6章9節】


三位一体なる神の「働き」
 父なる神の「ご計画」には、それを実行する方の存在が、先ず必要となります。具体的には、最初の人(アダム)を創造した際に、他の二つの人格(働き手)をもって、創造主なる神は「ご計画」を進められました。第一の人格が、神の「創造」の働きの中心軸となる方、つまり御子イエス・キリストです。


 ご存じのように御子イエス・キリストは、私たちの「罪」を贖うべく、霊的な「生贄」の小羊として、十字架上で屠られました。この「贖い」のご計画自体が、イエス・キリストを長子とする、神の「家族」の一員として、私たちを迎える為のものです。


 そうです!私たちはイエス・キリストと共に、父なる神の麗しい「ご計画」を現す、貴い神の「器」として創造され、かつ召し出されているのです!この時に第二の人格であり、最も重要となる働き(仕上げ)を担う方、それが「聖霊様」です。聖霊様は私たちの歩みに対して、共に歩調を合わせて下さり、共同作業を進めて下さいます。その際に、聖霊様が一番に示して下さるガイダンスが、イエス・キリストの「歩み(足跡)」です。


 イエス・キリストの「歩み」とは、彼の「生き様」であり、彼の十字架に至る「信仰」です。イエス・キリストが何故、私たちの「先」を歩まれたのか、それは私たちが安心して、唯一の「真理の道」を、聖霊様と共に歩む為に他なりません。


信仰生活の基本
 今回は、イエス・キリストが示された「主の祈り」から、神の「ご計画」の奥義に関して、正しく教え示して戴きましょう。「主の祈り」は、単なる信仰上の習慣的「唱え事」ではありません。実は「主の祈り」を、私たちが信仰をもって告白する時に、①御子イエス・キリストが、「贖い」の御業を現すべく、この「祈り」を父なる神に捧げ尽くしたこと、及び②私たちキリスト者も、神の贖いの「ご計画」の中に、全てが組み込まれていること、この二つの重要ポイントを知り(実際に体験し)、この「祈り」の次元へと導かれて行くのです。


 私たちの信仰生活の基本は、常に主なる神の偉大なる「御名」を①崇める、②賛美する、それと同時に③人の徳を高めることにあります。それ程に重要な「働き」をするのが、私たちの「口(唇)」です。それ故に、私たちの「口(唇)」は、「祈り」の生活を怠ってはなりません。そういう意味で、「主の祈り」こそが信仰生活の根幹であり、その中で「御名を崇める」ことが、最初のステップとなります。


 私たちが生きる理由は、父なる神の偉大なる「御名」を、常に褒め称える為であり、神の「御名」にあって初めて、自分の存在が真実味を帯びて来ることを、改めて正しく知ることです。創造主なる神には、具体的な名称はありませんが、イエス・キリストが教え示された、新しい名称「アバ父よ(Father)!」こそが、真実に崇めるべき名称です。


 私たちが「主の祈り」の中で、先ず「御名が崇められますように!」と告白している理由は、創造主なる神の偉大なる「御業」が、今も尚継続している結果、今の自分の「存在」を証しするからです。それ故に、私たちが「父よ!」と告白した瞬間に、それはある面で「私たちが誰の子であるのか?」、また「誰を信じる子孫であるのか?」を、明確に証明することになります。


 父なる神がイスラエル民族を、霊的に移植されたのに対して、御子イエス・キリストの「働き」は、彼らの為に「新しい土地」を準備することでした。そして最終的な「働き」として、聖霊様は移植された苗(イスラエル民族)を、元のポジションに再移植することでした。このように捉えて参りますと、私たちが偉大なる神の「ご計画」の中で、どのように造り変えられて行くかが見えてきます。


 私たちが神の「御名」を告白する時、それは私たちの「信仰」や、生きて行く「歩み」の中に、その偉大なる御名、或いは麗しい御名を、常に意識しているからこそ、御名を常に用いるべきです。何故なら、私たちは普段から、御名の素晴らしさを常に意識するなど、余り深く考えていません。


 そこで、私たちが今回の「主の祈り」から、先ず第一に学ぶべき重要ポイントは、世の神々(偶像)の中にあって、何故私たちが、唯一の創造主なる神の「御名」を、信仰をもって呼ぶのか?という点です。その理由は、創造主なる神が、私たちの「お父ちゃん!」であり、霊的には自分にとって、「命の源」に等しき唯一の神だからです。私たちが「アバ父よ!」と呼ばわるだけで、父なる神は必ず「応えて下さる方」です。


 私たちが、常に父なる神の「御名」を呼ばわる理由は、第一に①主なる神(父)が私たち(子)の「命の源」だからです。第二に②子が親に対して発することは、自然の本能だからです。親は子の為に「命」を懸ける程に、子に「命」を注ぎたいのです。第三に③父の御名が何にも増して、偉大なる次元にあることを、子は信じているからです。


 神の「ご計画」は、私たち(子)と神(父)が、「真実の関係」へと至らしめる為に、「贖い」の御業(働き)を、何度も押し進めて下さることを目的とします。その為にイエス・キリスト自らが、「主の祈り」をもって、信仰生活の模範を示されたのです。即ち、私たちが習慣的に「主の祈り」を、信仰をもって告白すること自体が、①父の御名を意識し、②父の御名を感謝し、③父の偉大なる御名が、地に満ち溢れることにつながるからです。


 私たちは、父なる神の「御名」を呼ぶことから、新たな信仰生活という、麗しい霊的次元が開かれるという、基本的な信仰生活を実践して参りましょう!そうです!私たちは先ず、神の「御名」を呼ぶことが、非常に重要となります。「天に居ます父よ、あなたが天において、偉大なる御業を進めておられるように、どうぞイエス・キリストの贖いの御業を通して、この地に再び、あなたの偉大なる御名と、あなたとの麗しい真実の関係(交わり)が、多くの人々に豊かに注がれ、彼らがあなたの元に返って来ますように!その為に私は、あなたの御名を讃え続けます。あなたの素晴らしい御名を宣べ伝えます。あなたが全ての人生を切り開くことの出来る、唯一の力の源であることを、私はイエス・キリストの御名により信じ、そして実践します!」と祈る、これが私たちに与えられた、日々の信仰生活の基本です。


イエスの御名を呼ぶ
心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、私をも信じなさい。私の父の家には住む所が沢山ある。もし無ければ、あなた方の為に場所を用意しに行くと言ったであろうか。行ってあなた方の為に場所を用意したら、戻って来て、あなた方を私の元に迎える。こうして、私の居る所に、あなた方も居ることになる。私が何処へ行くのか、その道をあなた方は知っている。・・・・私は道であり、真理であり、命である。私を通らなければ、誰も父の元に行くことが出来ない。あなた方が私を知っているなら、私の父をも知ることになる。今から、あなた方は父を知る。いや、既に父を見ている。・・・・私を見た者は、父を見たのだ。・・・・私が父の内におり、父が私の内におられることを、信じないのか。私があなた方に言う言葉は、自分から話しているのではない。私の内におられる父が、その業を行っておられるのである。私が父の内におり、父が私の内におられると、私が言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。はっきり言っておく。私を信じる者は私が行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。私が父の元へ行くからである。私の名によって願うことは、何でも叶えてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。私の名によって何かを願うならば、私が叶えてあげよう。
                                          【ヨハネ福音書14章1~14節】


 父の家には、あなたに必要な物が、既に用意されています。弟子ヨハネが記した、この御言葉(福音)には、三つの重要なキーワードが示されています。①父の家、②真理に至る道、③イエス・キリストの御名、この三つです。覚えて戴きたいポイント、それは父なる神の「御名」を呼ぶことが、イエス・キリストの「御名」に繋がる(連動する)ことです。即ち、私たちが「イエス」の御名を用いることで、同時に父なる神の「御名」が崇められることになるのです。


 まさしく今の時代が、今までにない程の規模で、「御名」が高らかに崇められる、重要な時に至っています。イエス・キリストが間もなく、戻って来られるからです。真の花嫁を迎える為にです!ですから真の花嫁たちよ、勇気をもって、全身全霊で、高らかに賛美しようではありませんか!私たちは「古い衣」を脱ぎ捨て、新しい「聖なる衣」のみを着て、真の花婿なるイエス・キリストの御元に、立ち返って参りましょう!


 あなたがイエス・キリストの「御名」を更に呼ばわり、父なる神の家(御国)に帰って行く、霊的準備が着実に為されて参りますように。そして神の「栄光」を讃えつつ、真理に至る道を「勝利」の御旗を携えながら、日々前進し凱旋して行くことが出来ますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2021年10月17日のメッセ-ジ)


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