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私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

神のご計画(No.29)

「今」を見て嘆くのか、それとも・・・・




主に向かって歌い、主を賛美せよ。主は貧しい人の魂を、悪事を謀る者の手から助け出される。呪われよ、私の生まれた日は。・・・・呪われよ、父に良い知らせをもたらし、あなたに男の子が生まれたと言って、大いに喜ばせた人は。・・・・その日は、私を母の胎内で殺さず、母を私の墓とせず、はらんだその胎をそのままにしておかなかったから。何故、私は母の胎から出て労苦と嘆きに遭い、生涯を恥の中に終わらねばならないのか。
                                          エレミヤ書20章13~18節】


霊的「本流」を正しく捉える
 今回の御言葉には、エレミヤ自身の非常なる「苦悩」が、ストレートに現れ出ています。彼は自分の「出生の時」を呪っている訳ではないのですが、たまたま悪事に満ちた世界、例えば偶像崇拝にふける国家、腐敗し切った支配階級の人々を見るにつけ、自民族が今にも滅びかねない、国家的危機の時に至って、「私は何故、このような時代に生まれなければならないのか?」と嘆くなど、様々な苦悩の中にありました。


 しかしエレミヤは、今回の御言葉の冒頭において、非常に重要なことを語っています。「主に向かって歌い、主を賛美せよ。主は貧しい人の魂を、悪事を謀る者の手から助け出される。」(13節)そうです!彼は嘆かざるを得ない、大変な状況の中にあっても、聖霊に満たされて、自分の「霊」を打ち叩いているのです。呪われたかの如き人生の最中にあっても、彼は「それでも我が霊は、主なる神のみを仰ぎ見、その御名の麗しき次元を求めて、絶えず賛美(礼拝)しなさい!」と、自分自身を霊的に叱咤しています。


 そうです!私たちが「正しい眼」と「正しい耳」、また「正しい思い(考え)」をもって、主なる神に対して「何」を為すべきかを、今回のエレミヤの言葉から、霊的に学ぶ必要があります。先ず第一の重要ポイントは、「今」世界で起きている事象にある、霊的本流を正しく捉える!という点です。それは現実に起きる様々なニュースに関する事ではなく、霊的な次元(見えざる世界)において、何が神の「御心」であるのかなど、本流として何が起きているのか?を、正しく捉えることです。


 目の前の「現実」で起きている事は、神の視点においては、あくまで「支流」に過ぎません。主なる神が「ご計画」として進めている事が、本当(真実)の「流れ」です!一ヶ月先をも、読み解くことの出来ない、「今の時代」にあって、「霊の次元」において主なる神は、如何なる「ご計画」を進めているのでしょうか?主なる神が定めておられる、その「ご計画」の本流は、何処を見たら分かるのでしょうか?


「イスラエル」の動きを見る
 実は「肉の眼」の次元においても、見るべきものがあります。それは「イスラエル」の動きです。今のイスラエルに何が起きているのか?そしてイスラエル周辺国家に、どのような「動き」があるのか?などを、正確に捉えていくのであれば、「神の時」の流れが、ある程度見えてきます。しかし「正確な時」、例えば「携挙の時」や「再臨の時」は、絶対に分かりません。聖霊様は、それでも「兆し」を示して下さいます。その「兆し」を正しく見ながら、神の「ご計画」が今、如何なる段階にあるのかを、「イスラエル」の動きから見て下さい。


 ではイスラエルに、「今」何が起きているのでしょうか?アフガニスタンから、アメリカ軍が撤退してから、待ってましたー!とばかりに、不穏な「動き」を始めた国があります。それが「イラン」です。イラン及びトルコが、ロシアに対して水面下で動き始めました。だからと言って、このロシア・イラン・トルコが、三国軍事同盟に至っている訳ではありません。しかしアフガニスタン情勢の動きが、凄い流れとなっている為、その余波が中東諸国(シリア、レバノン、パレスチナ等)と、密接に絡み合いながら、いずれトルコやロシアという、軍事独裁国家を呑み込みながら、「終末」の流れが一気に加速しています。


 私たち日本人は、「中国」と「台湾」の緊張状態ばかりに、とかく目が行きがちですが、「イスラエル」周辺の動きを見る限り、物凄いスピードで悪しき勢力が、反キリストの台頭に向けて、矢継ぎ早に「事(最終戦争)」を進めているのではないでしょうか!今のイスラエルは、未だに「メシヤ」の登場の時を待っています。彼らが待望するメシヤとは、イエス・キリストではなく、別のメシヤです。国家として最強の国力を有し、国連においても最高の地位を獲得し、如何なる国も敵対することが出来ない程の、軍事力を持った主権国家、それを実現してくれる指導者(メシヤ)を、今のイスラエルは待望しているのです。


 今の「イスラエル」は、アメリカから守られている弱小国家であり、国連の認証があるから、一応は国家として認められているに過ぎません。しかし仮にアフガニスタンの如くに、アメリカが見捨てたとしたら、一気に敵対国家の面々が、示し合わして侵略してくることを知っています。それ故に今の現状を打破して、完全なる「平和」と「安定」、即ち完璧な「守り(安全保障)」を保証してくれる、人間的メシヤを待望しているのです。


 このような「流れ」は、イエス・キリストの時代と、非常に酷似していませんか?弟子たちの殆どが、師(ラビ)イエスに期待していることは、政治的革命リーダーという、人間的メシヤ(英雄)でした。しかしイエス・キリストは、人間的な「血肉の戦い」には目もくれず、聖霊様が常に導いて下さる、神の「霊的戦い」において、自分が向かうべき戦場が何処にあるのか?つまり「十字架」上にあることを、信仰的に選択していたのです。


 主なる神が、私たちに「本流」として捉えるべき、神の「ご計画」のポジション、それは常に「聖書」にあります!聖書の中に、神の「ご計画」の全てが記されています。アルファでありオメガなる方が、如何なる事を「終末の時代」に現し、最終的に麗しい「神の国」を、この地上に完成すべく、「最大のイベント」を計画しています。そのキーワードが「贖い主」イエス・キリストの再臨です。この方の来臨が無ければ、神の「ご計画」は成就しません。ですから、今のイスラエルに関わる、様々なニュースを正しく捉え、「その時」がいよいよ近づいていることを、私たちは正確に見ることが大事です。


「神の国」を待望し、賛美し続けよ!
 第二の重要ポイントは、エレミヤは今の「現実」を見て、その「現実」を嘆きながらも、今に生きる私たちに対しても、大事なメッセージを投げかけているという点です。エレミヤが投げかけている、大事なメッセージとは、端的に言えば二つのポイントです。第一に①主に向かって歌うこと、つまり「新しい天」と「新しい地」が、いよいよ完成されるなど、「神の国」の麗しさを、常に賛美することが重要となります。私たちが待ち望むべき、麗しい花婿なる方が居ます、天の御国が地上にもたらされる、「その時」が近付いているから、創造主なる神に向かって、「ホザナ!」と高らかに賛美するのです。


 たとえ「現実」が、恐ろしい大変な時の中にあり、「先行き」が全く見えない、不安定な時代の中にあっても、私たちキリスト者は、主なる神を賛美する為に、新しく創造された霊的イスラエルです。そうです!私たちが創造されている、その真の目的は「神のみを見上げ、神のみを讃える」ためにあります。


 第二に②主なる神ご自身を、真心から崇めることです。即ち、主なる神が「私たちの主」となって、また「私たちの生活の中心(大黒柱)」として、生きて働いて下さるから、私たちは崇め讃えるのです。その御名があまりにも麗しく、その働きの「御業」が素晴らしく、私たちの「思い」を遥かに超えた次元中で、常に「恐れ」の次元に縛られること無く、御翼の「覆い(守り)」をもって導いて下さるから、私たちは賛美するのです!


 この二つの実践ポイントは、とても簡単なことのように思えますが、私たちは中々習慣化出来ません。何故なら「支流」ばかりを見ているからです。神の正しい「本流」を、悪魔サタンは常に隠そうと画策します。しかし「新しい天」と「新しい地」は、間もなく訪れます。イエス・キリストの「来臨」と共に。私たちの真の「希望」は、常に「イエス・キリスト」にあります。この方は、間もなく再臨されます。


 アメリカの有名な人権弁護士であるリン・ウッド氏が、最近SNS(テレグラム)を通じて、次のようなメッセージを発信しました。「愛する私たちの国家アメリカが、混沌とした状態の中で、崩壊して行く様を見るのは、とても辛く感じます。国家的なリーダーシップも、国家としての正しい方向性もありません。増してや信頼に足る、正しいニュースは全くありません。もしこのまま、更に悪化して行った場合に、私たちはどうすれば良いのでしょうか?新しいグローバリズム、新世界秩序を提唱する人々に、アメリカを明け渡し、全体主義や共産主義など、グローバリストの専制政治の下で生きることを認めるのですか?そうではありません!私たちは決して敵に降伏したり、妥協したりしません。私たちは神だけが、人々を救うことが出来るという、正しい神の現実を受け入れるのです。私たちの戦いは、血肉の戦いではありません。これは善と悪の戦いです。私たちは悪に屈しません!また悪に妥協しません!私たちは神が味方となって下さる、それが故に必ず反撃します。私たち国民は、アメリカが神のもとにある国家という、建国の精神に立ち返った時、私たちが常に勝利の側にあることを知るようになります。信仰を強めましょう!毎日毎日、神の御心を実行して参りましょう!更に祈りましょう!そして神を信頼して行きましょう!全てが神の御心のままに、うまく行くでしょう!


  主なる神だけが、全ての事を進めて下さいます。その為には絶えず、「信仰」と「祈り」、そして「賛美」を実践して行くことです。「真の礼拝者」として、主なる神の「御心」を求め続ける者が、正しい神の「本流」に乗り、そして「敵」との戦いにも、完全なる勝利を掴むことが出来るのです。ですから「今の時」を大事にして下さい。私たちは、主なる神の「御心」を純粋に求めて、日々「聖なる油」を絶やすこと無く、熱心に祈り続けた「賢い乙女」の如くに、淡々と過ごすだけで良いのです。


 是非、あなたが聖霊様を通して、天(上)よりの力強い「油注ぎ」を受けて、主なる神のみを讃える「真の礼拝者」として、日々正しい神の「本流」に乗ることが出来ますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2021年8月22日のメッセ-ジ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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