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命と心の健やかなる成長のために!
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私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

神のご計画(No.14)

            私に立ち返りなさい!




ヨシヤ王の時代に、主は私に言われた。あなたは背信の女イスラエルのした事を見たか。・・・・彼女がこのような事をした後にもなお、私は言った。「私に立ち帰れ」と。しかし、彼女は立ち帰らなかった。その姉妹である裏切りの女ユダはそれを見た。・・・・そればかりでなく・・・・真心から私に立ち帰ろうとせず、偽っているだけだ、と主は言われる。・・・・私はお前に怒りの顔を向けない。私は慈しみ深く、とこしえに怒り続ける者ではないと主は言われる。ただ、お前の犯した罪を認めよ。
                                            【エレミヤ書3章6~13節】


「立ち返る」とは?
 今回の記事には、「私(神)に立ち帰る」という表現が、3箇所記されていますが、この「立ち帰る」には、「立ち返る(還る)」という表現もあります。しかし今回の御言葉の場合、それは霊的状態において、「本来の正しい状態(ポジション)に戻る」ことですから、「立ち返る」の方が表現として分かり易いです。


 そうです!私たちが「立ち返る」べきポジションは、罪を犯す以前のアダム(エバ)が、神によって置かれていた「エデンの園」であり、霊的には父なる神との、麗しい関係(交わり)の中に、私たちが組み込まれて行くことです。今回の記事には、二人の姉妹が登場します。即ち北の「イスラエル」と、南の「ユダ」のことです。彼女たちは別れた状態にあっても、霊的には共に悪しき状態にあります。


 実は私たちの霊的状態には、この北の「イスラエル」の有様と、南の「ユダ」の有様という、二つの側面があります。どちらの「罪」の背信行為に対しても、主なる神は強く憤慨していますが、ホセアが妻ゴメルの「還り」を待っていたのと同様に、彼女たち(イスラエルとユダ)が己の罪深さに気付き、神の御元に立ち返って心から悔いることを、主なる神は忍耐強く待っておられます。


 今回の記事に示される霊的キーワード、それが「悔いる」です。これは簡単に言えば、「本来のポジションに、私は今から帰りますので、どうぞ宜しくお願いします!今までの罪を改めて、あなた様の聖なる赦しと、麗しい慈しみで覆って下さいますように!」と素直に告白することです。そうすれば真実の神は、私たちの全ての「罪咎」を洗い聖めて下さり、「白紙の状態」に立ち返らせて下さいます。


神の「御思い」を正しく知る
 さて、今回の御言葉にある重要な奥義、その第一ポイントは、主なる神はたとえ憤慨していても、決し二人の姉妹(娘たち)を、霊的にネグレクト(放任)する方ではない!という点です。ここで覚えて戴きたい点は、「主なる神は彼女たち(私たちも含む)が、いずれ罪を犯して背信に至ることが、事前に分かっているにも関わらず、何故(霊的な父親として)止めなかったのか?」ということです。


 但し、神は(彼女たちのことに)全く無関心ではなく、前もって「こうなるかも知れないよ。その時には、どうしたらいいのか?」など、私たちの「弱さ」に対して、常に霊的「道標」を示して下さいます。また私たちの信仰の「歩み」の先に、必ず「反逆」のサタンが待ち構え、「エデンの園」自体がゴールとして存在していても、サタンはヨブに近づいた如くに、私たちに近付いて誘惑することが出来る!という、この「事実」を認識すべきです。


 主なる神は、ご自身の創造した麗しい作品(アダム・エバ)が、サタンによって霊的に蹂躙されると分かっていても、神の「御思い」の中では、いつか必ずアダムの子孫による、霊的「最後の戦い」を通して、サタンの謀略・悪行の全てを、ことごとく破壊して、サタンを「ゲヘナ」に閉じ込めるなど、神の最終的な「計画」を、既に立案していることが、実は今回の御言葉に示されています。その神の「ご計画」は、ご自身がゲームを勝手に始めて、勝手に終わらせるというものではなく、アダムとエバに始まり、「共に神の救いを現す!」為に、今の私たち(アダムの子孫)の、霊的な「働き」につながっています。そうです!神の偉大なる美しい世界を、必ずサタンから奪って取り戻すためです。


 故にサタンは、私たちキリスト者が、霊的に目覚めることを妨害するのです。しかし「主よ、この日本に、本当のリバイバルが訪れるのですか?」と、私たち日本人キリスト者の大半が、ため息付きながら祈り嘆く毎日です。世界的パンデミックという、悪しき「災い」の為に、自由な伝道活動を制限され、インターネット(オンライン)礼拝を強いられている中で、私たちはどう祈り戦って行くべきでしょうか?


神の「なおも」
 「彼女がこのような事をした後にもなお・・・・」(7節)にある「なお(なおも)」とは、彼女がそのような悪しき状態であったにも関わらず、主なる神は以前と変わらず」という意味です。つまり以前から続く「熱情の愛」をもって、神は「真実な関係」を与えるべく、なおも待ち続けて下さる!これが神の「なおも」という、素晴らしい「御思い」ですが、この原点は何処にあるのでしょうか?そうです!最初の人(アダム)の創造の時です。主なる神は、その時に知っていました。彼らがいずれ「罪」を犯し、「エデンの園」を去ることを。しかし神は、その時も「なおも・・・・」です。と言うことは、主なる神の「御思い」は、私たちの三次元的「思い」と比較して、遥かに優った次元に存在することが分かります。


 これはイエス・キリストが、「放蕩息子」の喩え話をもって、霊的に示された「福音」の真髄に見られます。二人の息子を持つ父親は、たとえ次男が「父の家」を離れて出て行ったとしても、その時から「なおも」という、素晴らしい「熱情」の思いが、更に増し加わったのです。この時の父親の「思い」とは、如何なるものでしょうか?それは「私の元を離れて出て行った息子は、今後どうなるか分かっていても、いつか必ず父の心を求めて、最終的には立ち返ってくれる!」という確信です。この「立ち返る」とは、父親の実家に帰還することではなく、父親の「思い」に立ち返る(再び求める)ことです。


 ですから「この時」から、父の霊的な「戦い」が始まりました。しかも身内の、つまり長男からの「反発」という形で。長男は父親に、度々進言しました。「お父さん!あいつは父の財産を、強盗の如くに無理矢理奪って、勝手に出て行った不良(親不孝)息子だ。もういい加減にあきらめて、放っておいたら?お父さんの責任ではない。」と。しかし父親は、長男の非難を決して責めることも無く、黙ったまま「なおも」待ち続けたのです。これは主なる神の、私たちに対する「忍耐」を現しています。そうです!我が息子(娘)は、必ず「立ち返る」という、神の「なおも」から来る御思いです。


 このように、主なる神の「御思い」に立って、今回の記事を読み直しますと、父の偉大なる「慈しみ深き愛」が感じ取られるのではないでしょうか!さて「立ち返る」の言葉に関して、私たちはイメージ的に「悔い改める」などと解釈しがちです。つまり「今までの歩みを改めて、神の御元に出て行って、心から悔いて(反省して)改心する!」と、そのようなイメージのことです。しかし本来「悔い改める」とは、単なる「(過去の歩みなどを)後悔する」ことではなく、積極的に「今」の状態を改めて、「先(将来)」に渡って、二度と「元の状態」に戻ることが無きよう、全身全霊をもって決断する!という、言わば決意表明に近い言葉です。


 そうです!神はあなたの、「後悔」の言葉を聞きたいのではなく、あくまで「立ち返る!」という、信仰行動を待っておられます。つまり「ただ、お前の犯した罪を認めよ。」(13節)というアクションです。ところが私たちの前には、告発者(サタン)が鎌首を上げて待ち構えています。サタンと悪霊の勢力は、神の被造物である「最初の人(アダム)」ばかりでなく、アダムの子孫たちに対しても、神の「ご計画」を妨害すべく、事前に「陰謀計画」を用意しているのです。


 そのサタンの「陰謀」を分かっていた上で、「最初の人(アダム)」を創造した際の、父の「御思い」は、如何ばかりのものだったでしょう。しかし覚えて下さい!「最初の人(アダム)」は神にとって、ご自身の「贖い」の計画を完成すべく、「重要な器」として遣わす、一つの霊的チャレンジです。それ程に神はアダムを信頼しました。一度はサタンに騙され、「エデンの園」を去ることになりましたが、彼らに「小羊の衣」を着せることで、彼らが新しい「神の次元」を切り開き、神の「計画」を受け継ぐなど、神にとってなおも、「重要な器」だからです。


 アダムとエバが遣わされた大地は、空中の支配者サタンによって、既に呪われた「古き次元」にありましたが、「エデンの園」から遣わされた、神の人アダムとエバの「現れ」を通して、霊的に呻き叫び始めました。「神から愛されているアダムとエバよ、あなた方が常に創造主に立ち返ることで、私たちも共に贖われて行くのだ。あなた方を通して、私たちをどうか助けておくれ!」と。そうです!彼らは待っています。多くの人々が次々と、呪われた大地(古き次元)から離れ(決別し)、新しい「神の次元」に立ち返ることを。


日本は目覚めて、必ず神に立ち返る!
 今回の御言葉の奥義の第二ポイント、それは私たち日本人キリスト者にとって、一つの霊的懸念(葛藤)があるという点です。それは前述した「果たしてリバイバルは、今の日本において起きるのだろうか?」という疑問です。聖霊様は、私たちに対して「なおも」促します。「神のご計画は、日本において遅れることはありません!見えざる霊の次元において、着々と進められています。あなた方が遂に、ラストスパートという、その重要なランナーとして遣わされる!その時が必ず来ることを、なおも信じて待ち望みなさい。」と。


 最近のニュースを見て、あなたはどう思われていますか?「ワクチンを接種すれば、今までの行動制限から解放されて自由になる!」等の世界各国の報道について。しかしアメリカにおいては、二つの現象(事象)があります。ワクチン接種を積極(半ば強制)的に推進する州と、逆にワクチン接種に関係なく、マスク着用義務等の行動制限を緩和して、経済・社会活動を再開する州の二つの「動き(政策)」です。そんな中、日本の状況はどうでしょうか?はっきり申し上げて「暗いニュース」ばかりです。「感染者数」や「死亡者数」という数字ばかりが目立ち、はたまた「変異ウィルス(デルタ株)」の出現等、何となく「変異」という、恐ろしく見える言葉だけが、クローズアップされるなど、明らかに意図的な「情報操作」があるのではないでしょうか。


 一番肝心な情報である、例えば「ワクチン接種が中々進まない!」こと、それと同時に厚生労働省ホームページに掲載されている「副反応と疑われる死亡者等の報告」の情報は、殆どと言って流されません。マスメディアは、何故「正しい情報」を流さないのでしょうか?さて日本において、全く流されることのない、最近のアメリカの話題(情報)になりますが、アメリカの有名なマスメディアの一つ、CNNのあるテクニカルディレクターが、つまり「情報番組」等の音響・映像等を編集するトップですが、真実を暴くべく活動している、あるNPO女性記者の秘密(隠しマイク)取材によって、パンデミック・ニュースの意図的「情報操作」の内幕が暴露されました。


 彼は、その若い女性記者に対して、調子に乗ってベラベラ話し始めます。「CNNの社長から直々に命令されて、やっているだけだ。真実を報道するな!むしろこのパンデミックを利用して、皆に恐怖を与えようじゃないか。恐怖ほど稼げるものは無いからね。恐怖の情報こそ、視聴率を上げるのにもってこいのものは無い・・・・と。恐怖を与え続ける方法は、例えば死者数が増加すればする程、人々は恐怖に陥り、それが我々の利益率とか契約数アップにつながるんだよ。今のパンデミック・ニユースに関して言えば、テレビ画面に死者数を大きなロゴとして流すのさ。すると彼らは数字だけを見て、死者数の恐怖の度合が増して行く!だから常に死者数だけを殊更強調して、テレビ画面に表示していたんだ。これは全て社長命令だ!」と。


 悪魔サタンは、今の世界的「災い」を通して、更に日本人を「恐怖」で支配しています。そして最終的には、日本人キリスト者の信仰を霊的に破壊し、完全に潰そうと計画しています。日本人が最後の霊的大収穫の時に、神の偉大なる「働き人」として、力強く目覚められたら困るからです。主なる神の麗しい「ご計画」は、私たちキリスト者の「働き」を通して、今の「フェイク」だらけの恐怖をもって、人々を支配する暗闇の世界に、神の「救い」が真実の光となって輝き、次々と解き放たれる時に、霊的な爆発(革命)が起こります。サタンは実際、そうなったら困るどころか、むしろ恐れているのです。


 それ故に、私たちは神の大いなる「視点」に立って、今起きている物事を捉え直す時に、私たちが今の霊的イスラエル人として、霊的に聖められ訓練されているのは、多くの魂を「恐怖」の縛りから解放し、真実の神の御元に立ち返るように導くこと、これが日本に与えられている神の「ご計画」です。ですから、どうぞ神に従うということが、例えば「今の自分の状態が、果たして神の御心に合っているだろうか?」と、本当に「立ち返る」決心に至っているかを、真剣に問い質して下さい。神の経済の中で、また神の平安の中で、神の麗しい聖さの中で、私たちの全てが守られ、生かされている!ことを思い起こしながら。


 真実の父親(主なる神)は、今もなお「私の大事な息子、娘たちよ!私の元に帰って来ておくれ。私の元に真実の命の水があり、滾々と湧き出る祝福の泉が満ち溢れているから」と、待ち続けていて下さいます。神の「御思い」は、「なおも」あなたのことを片時も愛し、常に守り導いて下さる、「熱情の愛」にあります。そうです!私たちの状態がどうであれ、「なおも」私たちが立ち返ることを、必死に待ち続ける神の「御思い」に、私たちは従って参りましょう。


 神に「立ち返る」道は、一つしかありません。「信仰」というのは二通り、三通りある訳ではなく、唯一の道しかありません。一途に神の「御思い」を慕い求め、神の道に従うだけです。日本は必ず目覚めて、神の御元に立ち返ります!神の福音を信じる「あなた」は、神の「命の言葉」、即ち「真実の情報」を持っています。どうぞあなたが、先に目覚めた神の使者として、「恐怖」に縛られた多くの日本人に対して、正しく生きる神の「道筋(ガイダンス)」を発信すべく、更に召し出されて参りますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2021年4月18日のメッセ-ジ)


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