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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

神のご計画(No.13)

      互いに思い起こす「しるし」




・・・・神は言われた。「あなた達並びにあなた達と共に居る全ての生き物と、代々とこしえに私が立てる契約のしるしはこれである。即ち、私は雲の中に私の虹を置く。・・・・雲の中に虹が現れると、私は・・・・契約に心を留める。」神はノアに言われた。「これが、私と地上の全ての肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」
                                                   【創世記9章12~17節】


虹という「しるし(サイン)」
 今回の記事に登場する「虹」は、一つの「しるし(サイン)」を意味しています。私たちは「虹」を見て、不快に思いません。むしろ「あー、とても美しい!」、「やっと雨があがり、晴れ間が出て来た!」などと、心地よい印象を覚えるのではないでしょうか。つまり、天空に「虹」が出現することで、各々に「印象(しるし)」を与える、不思議な天気現象と言えます。例えば私の場合は、「虹」が出て来た瞬間に、時の「しるし」として、「あ!大雨の時が、遂に終わった。」と感じます。


 今年の夏に日本列島を、長期に渡って覆い続けた「大雨前線」は、正直うんざりする程のものでした。まるで日本の天界を、「竜神」が暴れ狂っているかの如くに、日本列島全体を覆っていたからです。ところで「地球」全体が、仮に意思を持っていたとしたら、それは「苦しい!」と叫んでいるように見えます。そして以前の頃に比べて、「バランス(神の調和)が崩れ始め、益々おかしくなり始めている!」と、地球自らも呻き苦しんでいるようです。


 さて今回の記事から示される、第一の重要ポイントについて、聖霊様から詳しく教えて戴きましょう。先ずノアの時代の「大洪水」は、確かに人類が犯した、様々な「罪悪」を一掃するべく、神が天空の領域から、大量の「大雨」を降らせ、全地の生き物を「大洪水」という、地球規模災害で滅ぼした出来事でした。実はこの出来事以前の、地球の天気現象は、明確に二つのリズム(時の周期)がありました。それは①雨期と②乾期という、今の地中海式気候に似通っています。しかし「大洪水」が収束して以降、天の領域が破り裂け、それは一定のリズムではなく、不安定(不規則)なものになりました。


 しかし一つだけ、以前には決して現れなかった、明確な「しるし(神のリズム)」として、「虹」という気象現象が、天空に出現するようになったのです。では「今」、何故「地球」のリズムが、様々に狂い始めているのでしょうか?実は聖書には、その「答え」が明確に記されています。「被造物が全て今日まで、共に呻き、共に産みの苦しみを味わっていることを、私たちは知っています。」(ローマ書8章22節)ここで言う「被造物」とは、創造主(神)が造られた、ありとあらゆる生物だけではなく、天地万物を指していますから、それは地球を覆う「空気」のリズム、つまり天気現象(気象)も含んでいます。


 元々地球の「被造物」は、神が定めた「時(成長)の法則」の中で、バランス良く生かされています。ところが人類が犯した「罪」の結果、彼らの「悪業」が地に満ちた時、地球の気象バランスが崩れました。実は創造主なる神は、「神の時」のしるしとして、この呪われた如き、バランスの崩れた地球と、そこに住む生物との間に、最後の「しるし」を、まさに「今の時」に送ろうとしています。ノアの「大洪水」の時、それは「虹」でした。しかもその虹は、自然現象に見られる今の「虹」とは、全く違った「神の美」を備えたもので、神ご自身が直接「しるし」として、地球に送り出した(遣わした)、神自らの「しるし」でした。


 「私は雲の中に私の虹を置く。」(13節)の記述から分かることですが、神が置かれる「虹」とは、ノアとその家族に見せる、神の特別な「しるし」を意味します。また「神(創造する側)」と「人(被造物の側)」との間に、二度と「争い(分離した状態)」ではなく、「和(神との和解、一致)」の状態にあることを、神の「虹」を置くことで、霊的に調印することです。その結果「虹」を見た時、神と人との間に、「永遠の契約」が結ばれていることを、双方に思い起こすのです。


終息の「しるし」、メシア来臨の時
 第二の重要ポイントですが、前述しましたように「虹」の出現は、「嵐」が収束した(終わりの時を迎えた)サインです。そうです!「光(太陽光)」が出現しなければ、「虹」は現れ出ることがありません。ですから「虹」とは、ある面「終わり」を告げるサインです。それと同様に、今私たちが生きる時代は、見えない「敵(ウィルス)」との戦いによって、全ての民の「心」の中に「恐怖」と「不安」、また将来に対する「絶望感」、そして「人間不信」が蔓延し、終わり無き戦いが継続しています。決して諦めている訳では無いのですが、「もうやってられない!」などと悲嘆に暮れる毎日です。まさしく「嵐」が終わる、明確な「兆し(しるし)」を求めている時代です。


 しかし覚えて下さい!ノアは神から認めるられる程の、善良な人間だったから、「箱舟」を通して生き延びた訳ではありません。彼はひたすら、神に対して真摯に向き合うなど、神に対して「誠実(忠実)」だったからこそ、神の「救い」のしるし(神の設計図)を示され、彼は忠実に箱舟の建造に取り掛かりました。全ての事を相働かせて、「益」として支配して下さる神が、全ての事を必ず「終わらせ(完成させ)て下さる!」ことを、ノアは熟知していたのです。


 同様に私たちが、今の危機的な状況下にあっても、健やかに生き永らえている理由は、私たちが神にとって、ノアと同様に「なくてはならない、貴重な存在(宝石の如きもの)」だからです。神ご自身が、「あなた」という命を生み出した以上、あなたの人生を「終わり(完成)の時」へと、責任をもって導いて下さいます。神の言う「終わり」とは、各自の生きる「目的」が完成される!ことです。


 もう間もなくしたら、今の呪われた天地が「終息の時」を迎え、新しい「天地」が完成される、そんな素晴らしい神の「ご計画」のゴールが、いよいよ目前に迫っています。そうです!真実の「光(イエス・キリスト)」の出現(再臨)の時を、創造主は用意しておられます。「光」があって初めて、「虹」が生まれるのと同様に、「この世」の終わりの時に、創造主は再び「光」を現して下さいます。その時に私たちは、今までの「嘆き」「苦しみ」「悲しみ」など、それら全てが拭い去さられ、完全に聖められることで、「あー、この時のために、自分の歩みがあったんだ!この光の出現のために、私が被った様々な人生の苦しみ、大雨(嵐)の如き体験があったんだ!」と、このように確信できるのです。


 そういう意味で、あなたにとって一番重要な「しるし」を、今まさに主なる神は、真実の「光(イエス・キリスト)」の出現(再臨)の時に向けて、再び現わそうとしておられます。サタンは、この「光」の出現の時が、いよいよ近い!ことを知っています。この「光」が来たら、自分の存在が一機に消滅する故に、この神の計画を阻止すべく、様々な「災い」を引き起こしているのです。しかし私たちは、そんなサタンの茶番劇に付き合わされたり、踊らされる必要はありません。私たちの「霊」の只中に、真実の「光」が存在する限り、私たちは更に聖められながら、神の用意する「エンディング」の時へと、確実に守られながら導かれて行くのです。


互いに思い起こす「しるし」
 あなたがノアの家族同様に、天空に出現した「虹」を見る時、「私の霊の中にも、どうぞ神の虹を置いて下さい!あなたの救いのしるしを現わして下さい。そうすれば私は、神の国の完成の時に向けて、更に準備し前進することが出来ますから。」と熱心に祈りつつ、互いに思い起こして参りましょう。主なる神は「デマ(偽情報)」や「偽り事」、そして「恐怖」と「不安」などをもって、私たちを支配する方ではありません。神が私たちに与えるものは、常に祝福へと導くもの、即ち生きた神の「命の言葉」です。


 私たちが何故、今の時代にあって生かされているのか?そしてこれから、どう生きて行くべきか?それら全ての疑問に対して、主なる神は聖霊様を通して、正しく教え示して下さいます。そして私たちが、遂に神の被造物として完成される時、それは真実の「光」、主イエス・キリストとの再会の時です。その時にイエス・キリストは、私たち「キリストの花嫁」を、霊的かつ人格的に、暖かく迎え入れて下さいます。そうです!それは愛する花嫁を、何年も何年も長きに渡って、ようやく再会できた者として、力強く抱擁する「真実の花婿」が、私たちを迎え入れて下さる時です。


 是非あなたが、今の世界に起きている、様々な「現実」に囚われることがありませんように。むしろ「天」を見上げながら、真実の「光」が出現する、その「兆し(しるし)」を、しっかりと見るべく、祈りに専念して参りましょう!互いに思い起こすための「しるし」が、必ず「その時」に現れ出るからです。私たちは創造主の「ご意思」により、正しく創造された被造物です。そして創造主は、創造した側として私たちのことを、放棄したままにはなさらず、常に大切な「我が子」として見守り続け、最後の最後に至るまで責任をもって、私たちの「人生」を完成へと至らしめる、素晴らしい父なる神です。


 私たちの「今」は、確かに自分の「戦い」に明け暮れる、そんな厳しい時代にあります。しかし「今」は、神の「救い」に至る、神の「恵み」の時です。全ての人々が、神と霊的に「和解」する時です。神の「和解」のしるしである、御子イエス・キリストの「救い」を、あなたが更に思い起こし、益々神の「有用な器」として、「暗闇」の支配に苦しむ多くの人々に、「真実の光」を運ぶことが出来ますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2021年8月15日のメッセ-ジ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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