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命と心の健やかなる成長のために!
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私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

終末のエクレシア(No.32)

     キリスト者が惑わされる時代




その時、『見よ、ここにメシアがいる』『見よ、あそこだ』と言う者がいても、信じてはならない。偽メシアや偽預言者が現れて、しるしや不思議な業を行い、できれば、選ばれた人たちを惑わそうとするからである。
                                 【マルコ福音書13章21~22節】


私たちは騙されやすい存在
 今回示されるイエス・キリストの御言葉は、「終末の時代」における七番目の霊的「備え」です。簡単に言えば「(全てを)信じてはならない!」ということです。逆に言えば「(偽り事でも)信じやすい」弱さが、私たちにはあるということです。私たちは、イエス・キリストの「恵み」が無ければ、イエス・キリストという、唯一の「真理」に至ること、及び唯一の「救い」にあずかることも出来ませんでした。つまり霊的「謙虚さ」をもって、イエス・キリストの「真実(真理)」の中に、全ての物事の真偽を確かめる(教えられる)必要があります。


 ご存じのように「今の時」は、様々な「情報」が洪水の如くに、満ち溢れている時代ではないでしょうか!それ故に、私たちは「何」を信じたらよいのか、全く分からないのが現実です。洪水の如き「情報」の大波が、私たちを呑み込む程に「勢い(力)」を増しています。「その時」には、何が起きるのでしょうか?「惑わし」と様々な「しるし(業)」を見せることによって、「ニセモノ」を「ホンモノ」と思わせる、つまり「惑わし」の時代が到来します。


 人は何故、いとも簡単に騙されるのでしょうか?その理由は、私たちの「思考回路」に、アダム(エバ)が罪を犯した結果、罪の「パン種(二元論の罠)」が入り込んだからです。「良い」か「悪い」か、「偽物」か「真実」か等、その選択が二つしかない場合に、特に騙され易くなります。「善悪の木」の実を食べた結果、人は自由にどちらかを選択することは出来ても、自分の得た(掴んだ)ものが、果たして「ニセモノ」であるのか、それとも「ホンモノ」であるのか、それを見分ける力はありません。


 人は罪を犯した結果、自分の歩む「先」が、不確定であることを知っているが故に、それを自分の「肉の力(努力)」で、何とか「確定(安定)」させるべく、あたかも「ホンモノ」を創作(演出)しようとします。「情報」も同様に、私たちに有益な(と見える)ものを、即受け入れてしまうのです。何故なら人は、真実に至る「狭い道」よりも、自分の欲から生まれ出るものを、あたかも「ホンモノ」と信じてしまい、遂には「広い道」を選択するからです。


確証バイアスの罠
 かつて世界征服を目論んだカエサル(ジュリアス・シーザー)は、「人は見たいと欲する次元しか見えていない!」という言葉を残しました。つまり人は、「信じたい!」と思っていることを、いとも簡単に信じてしまうことを物語っています。人の持つこの心理状態を、心理学の言葉で「確証バイアス」と言います。例えばコロナ・ワクチン効果の是非に関しても、殆どの医者からマスコミに至るまで、副反応などの逆作用を検証すること無く、政府(厚労省)が発表するデータ(数字等)を鵜呑みにすること、これが「確証バイアス」の一例です。


 覚えて戴きたいことは、この「確証バイアス」の罠に陥ると、自分に都合の良い情報ばかりを、無意識に集めてしまって、それがあたかも真実であるかの如くに、思い込んでしまうことです。その結果、「もしかしたら●●は~かも知れない」などと、謙虚に全てのデータ(情報)を、逆の面から反論(検証)する姿勢が、頭から失せることになります。


 神が与えて下さる正確な「福音」の情報は、講壇から語られる●●先生のハッピー・メッセージ(耳触りの良い説教)ではなく、聖書が示す神の「御言葉」だけです。そして何よりも大事なことは、聖霊様が私たちに示される、明確かつ厳格ななガイドラインである「十戒」です。この「十戒」を通して、自分自身の「今の生き方」を照らし合わせた時に、霊的に逸脱している部分があるとすれば、それが神が私たちに示して下さる、正しいガイドラインになります。


 今の時代は、まさしく様々な「情報」が乱れ溢れて、何が「真実」であるのか、明確に捉えることが出来ない中にあって、多くのキリスト者が騙されていることを、先ず念頭において下さい。また自分も、もしかしたら騙されている可能性がある、その「弱さ」があることを謙虚に認めながら、神の正しいガイドラインを、注意深く受け取って参りましょう!


 今のアメリカの文化(左翼的な流れ)に見倣うかの如くに、日本も曲がった「教え(解釈)」が、例えば「中絶」や「LBGTQ」論争に関して、「宗教の霊」が急速に拡大しています。私たちが伝えるべき「福音」は、唯一の「救い(贖い)」を無代価で、十字架上から流して下さった、イエス・キリストの御名を信じて、素直に呼ばわること!これ以外にありません。「その時」が来たら、安っぽい福音(ハッピー・メッセージ)を信じている人々は、大患難時代に突入した時に、悪しきサタン共々に滅ぼされます。


イエス・キリストの「福音」こそが・・・・
 多くのキリスト者が騙される、その単純な理由は「自分の望んでいる(見たいと欲する)肉の思いを、彼(偽教師や偽預言者)が与えてくれる」からです。多くの人々が望む最大の関心事、それは「見える安定」という名の物質・拝金主義(マモン崇拝)です。見える「不安」と「恐怖」に終止符を打つ者が登場した時に、彼らは「救世主(大メシア)」と認識して信じるのです。「今の時代」は、ある面で「小さなメシア」が台頭し、様々に自分の「福音」を発信しています。


 サタンは、神に「選ばれた人たち」の中からも、偽りの「メシア」に対して、膝を屈める者を得ることを、強く欲して様々に画策しています。これがサタンの最終計画です。キリスト者が最終的に、自分の面前で「イエス・キリストを捨てます!」と告白させることが、彼にとって最大の喜びとなるからです。


 しかし覚えて下さい!イエス・キリストは、サタンの欲する次元には存在しません。イエス・キリストは、「狭き道」に入る者は、たとえ大患難の時代にあっても、「死」の先にある永遠の都、神の王国(御国)を求めて、ひたすら真実の花婿、イエス・キリストに付き従うこと選択します。イエス・キリスト自らが、私たちを「真の花嫁」として迎え、熱心に待望しているからです。


 ですから聖霊様は、「聖書」が示す御言葉を、私たちの進み行く先(前方)に常に置くよう、日々強く促しているのです。「今の時に自分の歩む道が、果たして神の御言葉に照らし合わせて、正しい道(狭き道)であるか否か?あなたに起きる様々な出来事を見て、肉の眼で判断して右往左往するのではなく、先ずは神の御心を求めなさい!」と。


 全てのキリスト者が、様々に惑わされる時代が、まさしく「今の時」です。しかし私たちが、「今の歩み」の中において、イエス・キリストの「福音」を、「聖書」から探り求め続ける者には、聖霊様が「知恵」の言葉をもって、必ず正しい方向へと介添えして下さいます。イエス・キリストが語る「福音」は、信じる者に対して必ず、困難な時代にあっても、永遠の「平安」を約束し、求める者に無代価で永遠の「命(命の水)」を、約束の保証として与えて下さいます。


 仮に私たちが、「先(明日)」の次元を、様々に思い患う(心配する)のであれば、それは「罪」の次元に至る「広き道(滅び)」であり、イエス・キリストに対する「不信仰」です!聖霊様は「その時」、私たちに厳しく問い質します。「あなたは世に縛られた奴隷ですか?それとも永遠の命に至る、真の花嫁(自由人)ですか?」と。


 ですから私たちは身を慎んで、自分がサタンの次元に引きずり込まれないよう、熱心に目を覚まして祈り続けましょう!「どうぞ、この弱い私を助けて下さい!神の安息の中で憩うことの出来る、これが私の最大の喜びとなるよう、私を常に正しき道へと導いて下さい!」と。また、断わる度に神の「命の言葉」を、聖書から探り求め続けましょう!神の上よりの次元は、求める者に対して「直ぐに」来ます!神の偉大なる次元の中で、求める者の「霊」を解放して行きます。


 真の花婿イエス・キリストは、間もなく来られます。それ程に「今の時代」が、悪魔サタンによって、益々「邪悪さ」が満ち溢れているからです。今の時の総理が、最近ポロリと恐ろしい目標(ビジョン)を漏らしました。「私たちは、グレート・リセット(世界統一政府)の先にあることを想定し(見据え)て、準備を進めて参ります!」と。


 あなたは、神の聖なる「油注ぎ」と「炎」を注がれた、イエス・キリストの忠実な戦士です!たとえ「迫害」を受けたとしても、決して騙される(惑わされる)ことの無い、「神の民(霊的イスラエル人)」として、永遠の「勝利」の先陣を切って下さる、聖霊様(最高司令官)の元に、あなたが直ぐに馳せ参じることが出来ますよう、主イエス・キリストの御名で祝福してお祈りします。アーメン!(2022年10月9日メッセージ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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