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命と心の健やかなる成長のために!
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私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

Terminal Faith(No.12)

     サタンによる最大の「欺き」




主が命じられたにも関わらず、彼らを諸国の民を滅ぼさず、諸国の民と混じり合い、その行いに倣い、その偶像に仕え、自分自身を罠に落とした。詩篇106篇34~38節】


激増するサタンの「罠」
 私たちは前提として、サタンが実に巧妙に、私たちに「罠」を仕掛けていることを、いつも覚えておくべきです。例えば、今盛んに世界各国で使用されつつある、対話型AIの一つ『Chat-GPT』には、三つの偏見的ワードが仕込まれています。それが①白人(アングロ・サクソン系)、②クリスチャン、③ユダヤ人です。この三つの概念だけで、私たちキリスト者は直ぐに、このAIがサタンによって、悪しき「意図」を秘めていると気付きます。


 そうです!「今の時」は、私たちが危機意識として思っている以上に、悪しき「汚れの大波」が、急速に拡大している時代です。サタンは次から次へと、悪しき「罠」を仕掛けています。多くの人々を、誤ったゴールへと導く為です。その「罠」に、知らず知らず陥っているキリスト者も、かなり増加しています。巧妙に仕掛けられた「罠」ほど、私たちは気付くことが出来ません。


 しかし覚えて下さい!神の「御心」を第一とし、「神の国」と「神の義」を求めるべく、私たちは神によって創造されています。私たちが、神の「御心」に従いさえすれば、如何なる汚れに満ちた世界にあっても、イエス・キリストの貴い「血潮」を仰ぎ求めて、単純に神の「救い」を信じるだけで、私たちは必ず救われる!この福音こそが、私たちをサタンの「罠」から、確実に守ることが出来るのです。


 サタンは、自分が「偽りの光」であるにも関わらず、「ホンモノ」の如くに演出しながら、私たちを欺いて誤魔化そうとします。そして最終的には、人を「奴隷」として支配するのです。そして今回、サタンは最大の「罠」を、私たちに対する最終的な「罠」として用意します。では最大にして、最終的な「罠」とは何でしょうか?


「エゴ意識」という偶像
 「自分自身を罠に落とした」(38節)とあるように、父なる神が罪を犯した彼らを、敵であるサタンに引き渡したのではなく、彼ら自らが意図的に、サタンの「罠」の領域に入ったのです!そして何と彼らは、自分たちの子供を、サタンに捧げる「生贄」としたのです。悪魔崇拝の原型が、ここに出来上がっていると言えます。「え!私たちキリスト者が、悪魔崇拝をするですって?」と思われる方も、いらっしゃるかも知れませんが、自分自身がサタンの仕掛ける、最大の「罠」に陥った場合に、私たちもサタン礼拝者となり得るのです!


 覚えて戴きたいことは、「罠」にはまる存在は、私の「霊」の只中にある、「自分(エゴ意識)」であるという点です。この「自分(エゴ意識)」は、実はアダム(エバ)が犯した、「罪」から始まっています。彼らが「善悪の木」の実を食べた結果、彼らは「自分が神のようになれる!」ことを、サタンの仕掛けた「罠」によって、自分の「霊」のフィールドに種付いたことに起因します。


 しかし創造主なる神の「御心」は、「あなたが私の内に留まり、私もあなたの内に住む限り、それは神の麗しい栄光に富んだ、永遠の祝福が約束される!」ことです。即ち、私たちは本来「神の子」としての特権が、御子イエス・キリスト(真実の光)を通して、必ず付与される(覆われる)ことを覚えて下さい!真の神につながることで、神が自分を決して拒まない方であることを、日々体験して祝福を得て行くこと、これが神に対する全き「信仰」です。


 それ故にサタンは、この完全かつ聖なる「関係(一体)」を、ことごとく破壊すべく、絶えず「罠」を仕掛けているのです。そして最終的に、サタンは私たちの「霊」に囁きます。「あなたが・・・・しさえすれば、あなた自身が優れた働きを為し、それが故に神はあなたを受け入れ、大いに祝福して下さる!」などと、人間的に「肉」の思い(欲)を駆り立てることで、私たちの「霊」の中から、神の聖なるフィールドを排除して、「自分(エゴ意識)」を確立(建て上げる)しようします。これがサタンの最大の「欺き」です。


「霊」の中心に据えるべきもの
それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。しかも、その事をはっきりとお話になった。すると、ペテロはイエスを脇にお連れして、諫め始めた。イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペテロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」【マルコ福音書8章31~33節】


 覚えて戴きたいことは、ペテロの失言(人間的アドバイス)は、彼ばかりではなく、私たち自身の持つ「自分(エゴ意識)」から、いつでも発言する次元にある!ことです。主なる神が、最大限の「祝福」をもって、私たちに望んでおられる言葉の次元は、「私の永遠の愛に留まり、私の愛を単純に受け留めて、私が示す様々な掟を守りさえすれば、あなたは決して世にあっても、数々の呪いではなく、逆にいつまでも続く、神の安息が保証される!」ことです。


 しかし私たちが、神の「御心」を脇に追いやり、「自分(エゴ意識)」を優先する限り、それはサタンの仕掛けた「罠」に陥り、最終的には「自分が神になる」など、悪しき「サタン礼拝」の次元にはまるのです。弟子たちは何故、イエス・キリストの「復活」の福音を、単純に受け入れることが出来なかったのでしょうか?彼らの思考回路にあるのは、人間的な「自分の計画」、「自分の野心」、「自分の栄光(名誉心)」しか無く、神の「御心」を最優先するなど、イエス・キリストの「命の言葉」が、彼らの「霊」の中に根付いていなかったからです。


 するとイエス・キリストは、弟子たちの「自分(エゴ意識)」を優先する、サタンの「罠(欺き)」に気付き、真顔でペテロに向き合いました。そして、彼の「霊」に巣食うサタンに対して、厳しく叱りつけました。「サタンよ、直ちに退出せよ!」と。叱られた側のペテロは、ただ面食らうばかりです。私たちの「霊」の只中に、座しておられるイエス・キリストを、脇にお連れすること自体が、「自分(エゴ意識)」を代わりに確立する、サタンの最大の「罠(欺き)」に落とすことです。


 しかし覚えて下さい!イエス・キリストは、ペテロの為した行動を叱責したのではなく、サタンの仕けた、最大の「罠」に陥った彼の「霊」を、元の正しいポジションに戻すべく、「神の子」の権威をもって、サタンを追い出したのです。そしてサタンが退出した後、彼に厳しく諭しました。「あなたは神の次元を思うのではなく、人の次元を思い巡らしている。故に、その思いから日々救われるべきである!」と。


 この「大事なものを脇に置く」行為は、サタンが仕掛ける最大の「罠」です!私たちを「肉」の次元に駆り立てる時、いつしか「自分(エゴ意識)」が、神の「御心」を脇に置いて(追いやり)、霊の中心に据える(座す)ようになります。その結果ペテロは、イエス・キリストの「復活」の福音(預言)に対して、「そんな(十字架上で死ぬ)ことがあっては困るんです!」と叱り(rebuke)ました。この場合の「叱る(rebuke)」とは、相手の語る言葉の全てを撃ち返して、自分の意見を押し付けることです。


 それに対して、イエス・キリストがペテロを叱責(rebuke)した次元は、ペテロの言葉・行為を撃ち返す次元にはなく、「罪」の元凶者である、サタンそのものを叱る言葉です。何故ならイエス・キリストの「御思い」ではなく、「自分(エゴ意識)」を少しずつ、自分の「霊」の中に据える時、いつかは「サタン崇拝者」に、成り下がることにつながるからです。


イエス・キリストを「前」に置く
 今年(2023年)は霊的な面においても、大きな「節目」を迎える年になります。いよいよイスラエル国家の周辺(敵国及びアラブ諸国)情勢が、イラン及び中国の裏工作により、キナ臭くなっているからです。そして来年(2024年)の5月には、WHOの総会によって、加盟国(194ヶ国)の賛成多数により、ある議案(条約)が可決する運びになっています。その議案(条約)とは、「健康上の緊急事態、人道上の支援を図る事態、世界的な緊急事態に陥る場合に、WHOが加盟各国の主権を超える、権限を持つことが出来る。」という条約です。いよいよ「ニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)」の申し子が「産声」を発する、そんな危険な時代に突入します。


 仮に神の「御国」と「権威」を、明から様に脅かす存在(666)が出て来た時に、私たちキリスト者が真剣に、神の御子イエス・キリストを求めて、真心から崇めるべき「救い主」として、自分の「霊」の中心に据えていないのであれば、私たちはいとも簡単に、サタンの最終的な「罠」にはまり、「サタン(偽りの元凶)」の下僕となるのです。


 このような邪悪、かつ汚れに満ちた時代の中にあって、私たちがサタンの「罠」に陥ったとしても、如何なる信仰を働かせるべきでしょうか?全ての答えは、イエス・キリストの「命の言葉」にあります。そうです!私たちも、自分の「霊」に座す「自分(エゴ意識)」に対して、強く叱るべきです。「イエス・キリストの貴い御名にによって命じる。私の自意識を支配するサタンよ、直ちにここから退出せよ!ここは神が住まう、聖なる神の宮である。」と。


 私たちの「思い」の全てが、神の次元から来るように、「助け手」として聖霊様が働いて下さいます。私たちが自分の「思い」や、「行動」と「言葉」などの次元を、肉の「思い」で捉えてしまうと、「霊」の中に「自分(エゴ意識)」を据えることになります。しかし「その時」、私たちが聖霊様に「助け」を呼ばわるのであれば、イエス・キリストが「私」の全てを支配し、「私」を導く「永遠の主」として、「霊」の中心に座して下さるよう促して下さいます。


 しかし、警戒心を怠ってはなりません!サタンに対する、私たちの霊的「戦い」は、日々継続します。それ程に、サタンは断わる度に、私たちの「霊」に侵入しようと試みます。だからこそ、私たちは日々信仰をもって、サタンを叱責するのです。「直ちに出て行け!」と。


地位ある人々が理由も無く迫害しますが、私の心が恐れるのはあなたの御言葉だけです。仰せを受けて私は喜びます。多くの戦利品を得たかのように。私は偽りを忌むべき事として憎み、あなたの律法を愛します。日に七度、私はあなたを賛美します。あなたの正しい裁きの故に。あなたの律法を愛する人には豊かな平和があり、躓かせるものはありません。主よ、私は御救いを仰いで待ち、あなたの戒めを実行します。私の魂はあなたの定めを守り、それをどこまでも愛します。あなたの定めと命令を守っています。私の道は全て御前にある通りです。詩篇119篇161~168節】


 私たちの「霊」の只中に、「自分(エゴ意識)」を据えて、イエス・キリストを脇に置くことが無きよう、私たちは自分の進み行く道の前(先)に、「イエス様、あなた様が先に歩んで下さい!」と、イエス・キリストを置く、即ちイエス・キリストに従うことが、重要なポイントとなります。私たちが祈れば祈る程、サタンは激しく攻撃して来ます。しかし同時に、サタンは焦り始めているのです。


 どうぞあなたが、祈りの武具をもって戦い抜き、イエス・キリストの後に就き従う時、聖霊様が共に敵と戦って下さり、あなたが「真実の光」の中に、常勝の信仰行動を保証できるよう、常に「助け」を与えて下さることを、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2023年3月26日のメッセ-ジ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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