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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

終末のエクレシア(No.3)

肉の「怒り」を収めて、熱を叱りなさい!




イエスは会堂を立ち去り、シモン(ペテロ)の家にお入りになった。シモンのしゅうとが高い熱に苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスに頼んだ。イエスが枕元に立って熱を叱りつけられると、熱は去り、彼女はすぐに起き上がって一同をもてなした。
                                          【ルカ福音書4章38~39節】


「日本民族」の危機!?
 ここ昨今の状況ですが、世界中が益々愚かな、「悪しき方向」に向かっています。特に日本の場合は、悪魔サタンに簡単に騙されている気がします。ヨーロッパ各地においては、世界的感染症に対する、政府の様々な規制措置を解除(撤廃)しているにも関わらず、カナダやオーストリアにおいては、逆に規制を厳しく断行しています。


 日本の場合、厳しい規制措置は無いのですが、ワクチン三回目接種に関しては、政府首脳が焦る余りに、一日百万回以上の数値目標を掲げるなど、愚かな政策を押し進めています。ところが最近になって、ようやく一部のマスコミが、ワクチン後遺症(副反応)に関する、情報(ニュース)を報道し始めました。


 しかし時は、「遅きに失する」のでは無いかと思われます。今年の後半には、恐らくワクチン後遺症を巡る裁判が、次々と提訴されるのではないでしょうか。現実問題として、裁判に勝訴して補償金を支給されたとしても、長期の治療に苦しみ続け、それがある程度治っても後遺症が残るなど、長生きできない状況ともなります。まさしく日本民族が、悪魔サタンの攻撃によって、次々と餌食にされている気がします。


 実は数年前からヨーロッパ各地で、エイズ(HIVウィルス)の変異株が次々と発生しています。新型コロナ・ワクチンとエイズ・ウィルスに関して、実は一つだけ共通する特徴があります。それは自己免疫疾患に至ることです。新型コロナ・ワクチンの場合は、接種した全員ではありませんが、何らかの自己免疫不全が「副反応」として現れます。しかしエイズの場合は、感染したら体内の自然免疫機能が、完全に奪われるなど、いずれ早期に死に至ります。


 同じ現象では無いにしても、ワクチンを接種した人の中から、このエイズの変異株が出てきている報告があります。これから数年の後に、人々がバタバタと死ぬなどの奇病現象が、仮に世界中で起きてきた場合、とんでもない状況、つまり阿鼻叫喚の如き地獄絵図が展開するかも知れません。そういう意味で私たちキリスト者が、多くの人々に神の「救い」のメッセージを届けて、主なる神の身許に行き、御子イエス・キリストの「血潮」を仰ぎさえすれば、完全に「元の体」へと癒して下さる!こと、この希望の「福音」を発信すべき時が、いよいよ近付いています。


「現実」に対するパニック
 今回のメッセージは、まさしく訳の分からない「熱病」に、長期に渡って苦しんでいる、ペテロの義母に関することです。カペナウムの町医者も、治療することの出来ない、原因不明の「奇病」です。ペテロの義母は、とても人柄の良い「お母さん」、つまり近隣の人々から慕われる程、素晴らしい「働き者」の女性でした。そのお母さんが、突然の奇病に倒れ、高熱が長期に渡って続くなど、ペテロ夫婦も祈り苦しんでいました。


 しかしある時、ペテロに神の「救い」の機会が訪れます。今回の出来事の直前に、実はイエス・キリストが、カペナウムの会堂において、汚れた悪霊に取りつかれ、長期に苦しむ男性に対して、直ちに「神の国」の権威を用いて、悪霊を𠮟りつけ追い出し、彼を完全に癒した!という奇跡を、弟子たち全員が目の当たりにします。そして驚愕する程のこの奇跡の業は、強烈な印象をペテロに与えました。


 早速ペテロは、イエス・キリストを妻の実家に招待しました。だからと言って「現実」は、イエス・キリストを客として、もてなすことが出来ません。突然の病気や、予想もしない事故等に遭遇した時、私も含めて殆どの人がパニックに陥ります。「あー余計な出費がかさむ!」などと。今の世界的感染病が、まさしくこれに当てはまります。家族の内、一人でも感染したら、全員が自宅待機ということで、何らかのパニックに陥る訳です。経済的な面もさることながら、感染した家族全員が、まるで「ばい菌」の如き扱い、つまり精神的差別を世間において被るからです。


 何故人は、このようなパニックに陥るのでしょうか?「病気」そのものに怒るならまだしも、病人に怒りの感情を表すことは、あってはならないことですが、ペテロも同様の感情に振り回され、心がひどく乱されました。終いには家族全員が、誰かのせいにしたりとか、病気の原因を何かに求めたりするなど、共に祈って事に当たる信仰姿勢が、この時点で無くなっていました。


神の「権威」を受け取る時 
 今回の記事から、私たちが学ぶべき重要ポイント、それは主なる神の「権威」を、私たちが正しく知っている限り、決して信仰が乱されることが無い!という点です。神の「権威(秩序)」が、如何に麗しいものであり、そして神の「権威」は今も尚、イエス・キリストの十字架による、「贖い」の御業を通して、父なる神の「祝福」を与えるべく、更に強固なものになっています。それ故私たちが、神の「権威」をイエス・キリストから、信仰をもって受け取るだけで、全てが瞬時に回復するのです!


 そうです!主なる神は私たちに対して、罪の「呪い」ではなく、①神の御国から流れ出る、素晴らしい天上の「祝福」を与え、また②常に満たし、③溢れる程に拡大すべく、熱情の愛をもって働く、これが神の「権威」の三本柱です。私たちは、この神の「権威」を信じて、素直に受け取る必要があります。


 イエス・キリストは、単純に「神の国」の権威を信じて、彼に対して怒るのではなく、彼を長年に渡って苦しめる、汚れた悪霊に対して叱り付けました。すると何が起こったのでしょうか?彼は以前の健康の頃よりも、更に素晴らしい人体が備えられ、まさしく「新しい人」になりました。神の「権威」の働きは、方向性として三つあります。第一にそれは①無から有を生み出すものです。 つまり神は「創造」の御業を、神の「権威」をもって継続しているのです。何も無いところから、素晴らしいもの(神の祝福)を生み出すこと、これが主なる神の熱情の「ご意思」です。ご自身の「命の言葉」が、それ程に「神の国」の力に満ちたものであることを、聖霊自らが証明するからです。神の創造の御業のゴールは、呪われた今の「古き大地」を一掃し、「新しい天」と「新しい地」という形で、御国において完成することです。


 第二にそれは、②常に「良きもの」で満たすことです。天上の「命の水」を惜しみなく、無代価で与えて下さる方が、毒水(サソリや蛇)を与えることはありません!第三にそれは、③信じる「神の民」を通して、「良きこと」を拡大して行くのです。創造主なる神が、本来の人に「約束の言葉」として命じられた、「生めよ、増えよ、地に満ちよ!」の祝福は、今も尚継続しています。


 決して押し止めることの出来ない「命の水」が、私たちを通して豊かに拡大して行く時に、何が起きるのでしょうか?それは「地の回復(快復)」です。そして滅び行く「魂」が新たに目覚めて、イエス・キリストの「賢い花嫁」として、造り変えられて行くのです。そうです!私たちは神の「権威」を用いて、「古き地」に出て行くのです。そうすれば「エデンの園」の回復が、イエス・キリストを信じる「神の民」を通して、今後も用意されていることを、是非信じて参りましょう!


 ところで「呪い」や「災い」は、何処から来るのでしょうか?私たちが、その「出所」を正しく知るのであれば、私たちは恐れる必要はありません。サタンは、その「出所(原因)」を、私たちの「罪」に帰せようとします。しかし私たちが、神の「権威」の持つ、素晴らしい三つの働きを知るのであれば、私たちがパニックに陥る、その理由が見えてきます。ペテロは最初分かりませんでしたが、イエス様が来てくれさえすれば、何とかなる!ことだけは分かりました。


 私たちが、いとも簡単にパニックに陥る、その最大の原因は、最初の人アダム(エバ)が、神の「秩序(権威)」から離れたことにあります。と言うことは、私たちが信仰的に回復する方法も、原因が分かれば簡単です。つまり神の「権威」から「離れる」ことで、パニックに陥るのであれば、逆に「戻る(立ち返る)」ことで、必ず神の「平安(安息)」を戴くのではないでしょうか!ペテロは、義母が高熱で苦しむ様を見て、最初はパニックに陥り、彼女の状態(現実)を「不幸(災い)!」としか捉えられませんでした。


 まさに今の時代が、パニック全盛期です。「何故、あの人が感染するのか?」などと、一生懸命に原因(出所)を追求して、濃厚接触者をもあぶり出そうとしています。ペテロは、ある「事実」だけを受け留めていました。カペナウムの会堂で現わされた、イエス・キリストの言葉の「権威」の力の事実。しかもイエス・キリストは、いつもと違った力ある言葉で、悪霊に叱りました。その叱り方は、私たちが肉の感情から怒る、怒号の如きものではなく、まるで雷鳴の如き「凄まじい音声」でした。そうです!「汚れた霊」に対する、人々の恐れを完全に消し去る(一掃する)程の、神の「権威」から来る言葉の力です。


 カペナウムで発したのと、同じ神の「権威」の言葉をもって、ペテロの義母を高熱で苦しめる、未知のウィルスに対して、イエス・キリストは叱りつけました。神の「秩序」が乱され、悪霊によって「恐れ」に満ちた、人々の「霊」の只中に、イエス・キリストは再び、神の「権威」の言葉をもって、雷鳴を鳴り響かせたのです。


神の「権威」をもって叱りなさい!
 イエス・キリストは、ペテロの義母を苦しめる熱病の、根本原因をご存じでした。それ故に、神の国の「権威」の言葉をもって叱りつけ、只一言命じました。「この婦人を苦しめる熱よ、お前に命じる。直ちに引け(立ち去れ)!」と。イエス・キリストが放った、この「叱る言葉」は、只の「怒り」の声ではなく、「熱よ、お前がこの女性を支配することを、父なる神は許さない!彼女は父なる神のものである。父なる神は、必ず良きことを起こして下さる方である。お前は逆に、悪しきことしか起こさない。それ故お前は、二度と彼女に近付くな!」という、権威ある「勝利」の言葉です。


 その瞬間、何が起きたのでしょうか?聖書の記述は、実に正確です。結論として、彼女は突然元気を取戻し、いつもの性格(性分)から、人々(来客者)をもてなしたのです。今まで高熱に苦しみ、殆ど「寝たきり」の状態だった患者が、急に回復したからと言って、突然立ち上がって、動き回ることは普通出来ません。しかしペテロの義母は、以前にも増して、活力ある「接待」の業務をこなしました。


 結論になりますが、これは将来に起きる、「終末のエクレシア」のリバイバルを描いています。今後数年以内に、様々な「奇病」に苦しむ人々が増加する中、私たちキリスト者は出かけて行きます。ずっと寝たきり状態の人に対して、果たして自分に、何が出来るのでしょうか?正直言って怖くなります。しかし覚えて下さい!私たちの持つ「確信」や「権威」ではなく、イエス・キリストの「権威」が、全てを成就するのです。そうです!イエス・キリストの「血潮」の権威が、全ての「贖い(救い)」の御業を、信じて受け取る者に対して、完全に現わして下さるのです。


 「その時」には、カペナウムの会堂で、イエス・キリストが怒られた如くに、聖霊様を通して、私たちにも聖なる「憤り」が生じて来ます。「サタンよ、お前が悪の根源であって、この者が悪いのではない!」と言い放ちつつ。そして実際に苦しむ者に対して、「イエス・キリストは良き事を今、あなたの為に与えようと働いておられます。神の癒しは、信じるあなたの全てに現れ出ます。今から祈る、神の国の言葉の権威を、是非信じて受け取って下さい!イエス・キリストの御名の権威によって、奇病を起こすお前に命じる。この者から直ちに立ち去れ!」と叱るだけで良いのです。


 あなたが肉なる思い(怒り)から、「~のせいで・・・・の災いが起きた!」などと、パニックに陥るのではなく、神の「御思い」から来る、聖なる「憤り」をもって、悪魔サタンの勢力に立ち向かい(叱りつけ)、神の秩序をもたらす、神の良き「福音の戦士」として、これからも更に整えられ、完成されて行きますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2022年2月20日メッセージ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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