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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

終末のエクレシア(No.26)

    「偽者」に絶えず警戒しなさい!




イエスは話し始められた。「人に惑わされないように気を付けなさい。私の名を名乗る者が大勢現れ、『私がそれだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。・・・・
                                         【マルコ福音書13章5~6節】


「終末の時」に向けて・・・・
 私たちの殆どが、三次元的「人の時」の思考に縛られていますので、「神の時」のサイクルを理解したり、また「神の時」に従順しようとしません。実は「終末の時」も、神が定められた「七千年」の中で、いよいよ最終的な安息の時、即ち「千年王国」に向けて、イエス・キリストの「来臨の時」が、着々と進められています。


 四人の弟子たちが、師(ラビ)イエス・キリストに問い質したように、「その時」がいつなのか?を、私たちも知りたい衝動に駆られます。それは花婿なる方に、早くお会いしたいからです。これは切なる聖い「問いかけ」です。しかしイエス・キリストは、私たちにも優しく諭して下さいます。「いつ!どこで?などの疑問は、あまり重要ではなく、あなた方が気にする次元にはない。必ず、その時の徴しが示されるから、むしろ為すべき備えを怠るべからず!」と。


 今日のメッセージで示される、私たちが霊的に為すべき最初の「備え」は、偽者に対する警戒を怠るべからず!です。今日、世界的に起きている出来事と、これから私たちが、どのように備えて行くべきかを、霊的にリンクさせながら、今日の御言葉を聖霊様から、詳しく教え示して戴きましょう。


 「終末の時」に示される「徴し」は、「ホンモノ」と「ニセモノ」の違いを、明確に見分ける為に与えるものです。そして「ニセモノ」が出現する時には、いよいよ「ホンモノ」なる方、御子イエス・キリストが来臨される時です。ですから今の時代に、「偽者」が出現し始めたとしても、余り気にするレベルではありません。


レッド・シグナルを見逃すな!
 しかし今回イエス・キリストが、四人に対して明確に言われていることは、「偽者に惑わされないに気を付けなさい!」です。何故なら、私たちは霊的に「眠りこける(注意散漫になる、油断する)」ことがあったり、「まだそんな時代に入ってはいない!」などの、都合の良い人間的解釈に傾倒するからです。


 しかし覚えて下さい!来たる「その時」は、もう終了(完成)の時です。それ程に恐ろしい「前兆」が、現実に見え始めています。今日、世界各地で起きている出来事は、バラバラのように見えても、実は連動して起きていることを、先ず覚えて下さい。つまり悪しき勢力が、サタンの意図した通りに、順序正しく「悪事」を興しています。そして多くの「偽者」が、あたかも「本物」の如くに、様々な情報を発信しているのが、今の「終末の時代」です。


 その情報が「ホンモノ」であるか、それとも「ニセモノ」であるかが問題ではなく、イエス・キリストの「御名」が高められているか否かを、イエス・キリストの「福音」を基準にして、注意深く霊的に見守りながら、「今の時」の流れを正しく捉えて行く必要があります。それと同時に、イエス・キリストが明言する「偽者」とは、キリスト教界の中だけではなく、世界的な指導者たちの中にも、見え隠れしていることに、私たちは更に警戒すべきです。


 このように、私たちに示される霊的「警告」は、「時(いつ?)」の次元が大事ではなく、むしろ「終末」に至るサインを、決して見逃してはならないことです。その理由は三つあります。先ず①準備するのに間に合わなくなるから、次に②私たちは簡単に騙されるから、最後に③滅びの時に、サタンと共に呑み込まれるからです。


 マルコ福音書13章で、イエス・キリストが示される霊的「備え」は、全部で10項目あります。今回示されている最初の「備え」は、簡単に言えば「赤信号に注意しなさい!」です。殆どの人は、「黄信号」の表示に対して、厳密に注意しようとしません。しかし「赤信号」の場合は、必ず減速して停止します。「赤信号」を無視して、そのまま直進すると、自分が交通事故を引き起こすなどして、過失致死罪に問われるか、自分自身が事故死(自滅)する可能性があるからです。


 ところが「今の時代」は、主なる神が霊的に「赤信号」を発信していることに、全く気付かないキリスト者が続出しています。何故でしょうか?「ニセモノ」と思わずに、簡単に騙されるからです。例えば、「不安」と「恐れ」が連続して来ると、私たちは騙されやすくなります。しかし、そのような大変な時代の中にあっても、私たちは決して騙されてはなりません!


 サタンは「その時」が近いことを知っています。アメリカのキリスト教界で起きている、著しく汚れた世俗化の流れ、またローマ・カトリックを中心とする、世界統一宗教連合の推進キャンペーンの流れにあって、私たちは先ず何を備えるべきでしょうか?それが聖霊様が盛んに発信する、霊的な「赤信号」を見逃さないことです。即ち、私たちがしっかりと「霊の眼」を光らせ、また「霊の耳」を研ぎ澄まし、神の御体(エクレシア)に霊的な武具を装着しながら、ギデオンの勇士として、常に警戒を怠らないこと!が、非常に重要となります。


イエス・キリストに結び合された者として・・・・
このように書くのは、人を惑わす者が大勢世に出て来たからです。彼らは、イエス・キリストが肉となって来られたことを公けに言い表そうとしません。こういう者は人を惑わす者、反キリストです。気を付けて、私たちが努力して得ていたものを失うこと無く、豊かな報いを受けるようにしなさい。誰であろうと、キリストの教えを越えて、これに留まらない者は、神に結ばれていません。その教えに留まっている人にこそ、御父も御子もおられます。この教えを携えずにあなた方のところに来る者は、家に入れてはなりません。挨拶してもなりません。そのような者に挨拶する人は、その悪い行いに加わるのです。
                                             【Ⅱヨハネ書7~11節】


 使徒ヨハネは、ここで明言しています。イエス・キリストに結ばれていない者、イエス・キリストの「教え」を越えて(逸脱して)、イエス・キリストの「真実」に留まらない者、これらが「偽者」、即ち「惑わす者(反キリストの教師)」です。信仰の創始者であり、完成者なる創造主が、いよいよ時満ちて、再びイエス・キリストを、地上に遣わされる際に、全てが顕わにされるのと同時に、主なる神の最終的な創造の「現れ」として、新しい天地が遂に開かれます。


 その事前の「前兆(徴し)」として、多くの「惑わし」と「欺き」が次々と起きて来ます。私たちキリスト者でさえ、次々と騙されている時代が、いよいよ来ています。キリストの「十字架」という、赤い血潮のサイン(救いの刻印)を、堂々と掲げるエクレシアは、時の政府の掲げる政治的キャンペーンに、違反する(相反する)組織(群れ)としてマークされ、様々に迫害される(非国民扱いされる)時代に突入しています。


 そんな危険な時代に入っても、私たちは警戒を怠ってはなりません!決して「ニセモノ」に組してはなりません!私たちは、「ホンモノ」なる救い主、イエス・キリストによって、益々「真理の道」へと導かれて行きましょう!偉大なる信仰の「道備え」を、聖霊様は私たちに対して、常にかつ豊かに示していて下さること、この事実を喜び叫びましょう。


 私たちは、自分の「肉の力」によって、「ホンモノ(賢い乙女)」になるのではありません。「ホンモノ」なるイエス・キリストに、私たちは霊的に結び合されることによって始めて、正しい「真理の道」に導かれ、神の「恵み」によって常に祝福され、豊かな健康(安息の体)を維持できるのです。神の偉大なるリバイバル(後の雨の大収穫)の時が、いよいよ間近に迫っています。そうです!私たちは「死」を恐れずに、収穫に出て行く時が近いのです。


 と同時に、終末の霊的「戦い」の時も、じわりじわりと近付いています。しかし私たちは、イエス・キリストの「十字架」、即ち赤い「血潮のサイン」を、霊的な「狼煙(のろし)」として掲げています。敵は襲撃して来るかも知れません。しかし神が戦われる時に、彼らは自滅(共倒れ)することになります。


 ですから私たちは常に、霊的シグナルを「赤信号」として灯し続け、「我が主イエスよ、私があなたの真理の道から、決して外れることが無きよう、聖霊様を通して、私の歩みを正しく整えて下さい!私が今の時代に為すべきことを、正しい備えとして教え示し、かつ助けて下さいますように!」と、常に祈り続けましょう。


 あなたが今の「緊急の時」に日々生かされ、かつ訓練されている「神の兵」として、第一の備えである「警戒を怠るべからず!」を貫く、キリストの「賢い乙女」として、更に祈り続けることが出来ますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2022年8月21日メッセージ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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