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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

今の試練の時(No.41)

      キリストの花嫁の命を、今お救い下さい!




・・・・王の宦官たちがやって来て・・・・酒宴に出るよう、ハマンを急き立てた。王とハマンは、王妃エステルの酒宴にやって来た。この二日目の日も同様に・・・・王は言った。「王妃エステルよ、何か望みがあるなら叶えてあげる・・・・」「王よ、もしお心に適いますなら・・・・もし特別なご配慮を戴き、私の望みを叶え、願いを聞いて戴けますならば、私の為に私の命と私の民族の命をお助け戴きとうございます。私と私の民族は取り引され、滅ぼされ、殺され、絶滅させられそうになっているのでございます。私どもが、男も女も奴隷として売られるだけなら、王を煩わせる程のことではありませんから、私は黙っておりましょう。」
                                              【エステル記6章14節~7章4節】


敵が提唱する新しい「キャンペーン」
 ご存じのように、今の「コロナ禍」は全世界レベルにおいて、人の「命」と「健康」、そしてあらゆる「生活」を奪って、今までの「生き方」を強制的に変えています。次々と迫り来る「災い」の中で、実は見えざる「敵」も、「最終決戦」とも言うべき、最後の攻撃を仕掛けつつあります。


 今の「コロナ禍」の後には、如何なる世界になるのか、私たちは知る術もありませんが、私たちはキリスト者として、霊的迫害を通して敵が仕掛ける、様々な「攻撃」が必ずある!ことを、真摯(的確)に見据える必要があります。


 例えば今の米国において、未だ次期大統領が確定していない、不安定な状況にありますが、実は2020年11月3日に実施された、大統領選挙プロセスに関して、「投票集計機器」「郵便投票システム」等の不正関与が、実際にあったかどうかを巡る、あらゆる情報が流布されています。まさしく、米国の政治システムそのものが、見えざる「敵」の仕掛ける、様々な攻撃によって、根底からグラついている状況下にあります。


 「コロナ禍後(AC)」という言葉が、今盛んに謳われていますが、まさしくこの世界規模の「パンデミック」により、「グローバル経済」という、巨大な経済システム(霊的バベルの塔)が破壊された結果、見えざる巨大な「敵」、即ち「闇の勢力」が、「コロナ禍後(AC)」を見据えた、「新しい世界」を構築すべく、様々なニューモデルを提唱しつつあります。


 ところで2021年1月の「ある時期」に、スイスのダボスにおいて、「世界経済フォーラム」が開催される予定()ですが、実は2020年6月に、この会議の主催者(会長)である、スイス人経済学者クラウス・シュワーブ氏と、英国のチャールズ皇太子が、ある新しい言葉(スローガン)を共同で提唱しました。(※2021年5月に延期)


 この言葉を、私は最近になって知った訳ですが、非常に背筋が凍る程の、驚愕すべき英語の二文字でした。この二つの文字(単語)の中には、悪しき(おぞましき)考え方が刷り込まれている!と、明らかに垣間見えるからです。そうです!彼らは、破壊された「グローバル経済」を再建すべく、更に強固になった世界的規模の、新しい「価値観(信仰概念に近いもの)」をもって、世界(地上の諸国)を「一つ(世界政府)」に構築しようとしています!


 彼ら二人が提唱した言葉(二文字)は、「グレート・リセット(Great Reset)」という言葉です。ご存じのように「リセット」という言葉は、大抵の場合「機器」の取扱いにおいて、例えば「初期設定」というプロセス等で、定期的に使用する言葉ですが、彼らが提唱する「リセット」の概念には、「コロナ禍」によって破壊されたシステムばかりでなく、「コロナ禍」により浮かび上がった、経済的弱者層の「全て(生命を含む)」を、完全にリセット消去する(彼らの命を無視する)ことで、新しい強い「世界秩序(体制)」への転換(リセット)を意味するものと、私は理解しました。


 この「世界経済フォーラム」のメンバーの中には、世界経済に多大な影響を与える、有名博識人及び大富豪(投資家含む)が連なっていますが、来る2021年には各国の報道機関を通じて、この新しい世界的スローガン(キャンペーン)が、世界中に流布されることでしょう。これは見えざる「敵」の仕掛ける攻撃が、いよいよ最終的な作戦として始まったことを、明らかに物語っているのではないでしょうか。


遂に訴え出たエステルの「言葉」
 エステルが最終的に、王に対して訴え出た「願い」の内容は、私たちキリスト者が、神に対して訴え出る「祈り」の雛形です。そうです!私たちが、「敵」に対して取るべき霊的戦いが、エステルと同様の「祈り」、即ち真実なる神に対して、激しく訴え出ることにあります。その時に、私たち「キリストの花嫁」を、霊的に助け守られる方「聖霊様」が、私たちの霊的「呻き」の全てを、必ず代弁して下さいます。


 一回目の「酒宴の時」にエステルは、聖霊様からの緊急的な促しにより、「ストップ!」がかかりましたが、実は翌日になって霊的な「流れ(雰囲気)」が、完全に様変わりしていることを、エステルは感じ取りました。「まさか一日で、こんなにも不思議なる御業を、真実なる神が為されるとは!」と。しかし、ハマンの「陰謀」の発端である、クセルクセス王の「勅令」は、法的に継続中である!ことには変わりありませんでした。


 ですから彼女は、神自らが計画された二回目の「酒宴の時」に、いよいよ「命」を懸けて出陣する覚悟を決めました。そして遂に、クセルクセス王が王妃エステルに対して、彼女の「願い」を引き出すことになります。彼女は聖霊様に促されるまま、静かに語り始めました。「王様!私は、あなた様のはしため、卑しき身分の者として、恐れ多い事ですが、今から私の願いを申し上げたく存じます。私の為に、私の命と私の民族の命を、どうかお救い下さい!」と。


 彼女の言う「私の為に」とは、恐らく「一個人」と言うよりも、王の正当な「妃(妻)」として、偽りなき「真実な言葉」を表明したものです。ですから彼女は、王(夫)に対して自分の「命(生存権)」と、自民族の「命(生存権)」を保障して下さるよう、「信頼」と「愛」の限りを尽くして、この言葉(表現)を添えたものと思われます。


 この「言い回し」を聞いた瞬間、王は「うん?王妃は今更、何故このような言い回しをするのか?我が妻ではないか!」と、首をかしげながら相対しましたが、彼女の言う「私の同胞(民族)の命をも、どうかお救い下さい!」の言葉に、「な、なに!エステルはペルシャ民族ではないのか?」と、怪訝そうな顔付きになりました。


 王の顔の表情の変化を、じっくりと見ていたエステルは、更に畏まった態度で、かつはっきりした口調で告白しました。「王様、私たちはまさに今、一方的に殺戮され、略奪され、そして民族全滅という危機的状況にあります。仮に私たちが、男女問わずに奴隷として、身売りされるという境遇でしたら、それは王様の御心を煩わさせる次元にはないので、私は訴え出なかったと思います。しかし現実は、私たちは自分の命を含めて、今まさに死の最中にあるのです!」と。


「命」を懸けた取り引き
 大抵の場合「願い(訴え)」の表現は、「・・・・だから、~して下さい!」など、申請者(甲)が訴え(願い)出る正当な「理由(或いは条件)」を先ず述べ、その後に具体的な「要求」を相手(乙)に提案する、この二つのプロセス(駆け引き)が伴います。しかしエステルが王に対して、願い出た「真実な叫び(訴え)」には、そのような人間的な「駆け引き」は、一言も見受けられませんでした。


 彼女が発した「訴え」は、文字通り自分の「命」を懸けて、自民族の「救い」を交渉(取り引き)するものでした。そうです!彼女は「私の為に!」と語ることで、「王様!あなたの御力(権限)を行使して、私たちをお救い下さることを、あなたの妻として信じております。」という、無言のメッセージも添えていたのです。


 今の世界は、まさしく「巨大な竜」が空中支配権を行使して、一つの「暗黒世界」を確立しようとしています。その中で、私たち「キリストの花嫁」は、如何なる信仰行動を取るべきでしょうか?その明確な「答え」となるのが、エステルの取った「命」と「命」の交渉(取り引き)です!それは私たちの「命」と、ご自身の全てを十字架上に、惜しみなく捧げられた御子の「命」、つまり「花嫁」と「花婿」との、真摯な「祈り」の交渉(訴え)です。


 霊的な今日の「ハマン勢力」は、グレート・リセットという名の、偽りの世界的キャンペーンをもって、それに呼応する者には「優先的特権(恩恵)」を約束しますが、逆に従わない国家や民族、政治グループ及び宗教グループに対しては、様々な「言いがかり」を付けて、最終的に彼らの「一つの世界」から、完全に排除(絶滅)しようと画策することでしょう。


 「敵」は、遂に動き始めました。しかし私たち「キリストの花嫁」は、彼らの「動き」に対して、一切恐れることはありません!これから来る、イエス・キリストの「再臨の時」に向けて、最後の「訴え(祈り)」を発信しようではありませんか。「キリストの花嫁なる、真実のエクレシアの命を、どうぞ今、お救い下さい!花婿なるイエス・キリストが、もっと栄光ある救いの君として、この地に来られることを、今か今かと待ちわびておりますから。」と。


 私たちの花婿なる方、イエス・キリストの「救い」の闘いは、大いなる「霊的大収穫の時」に向けて、いよいよ豊かな「実り」の時を迎え、圧倒的な「勝利」を約束する、そんな素晴らしい「神の時」の完成に至っています。どうか、あなたが「真の花嫁」として、エステルの如くに「命」を懸けて、真実の神に祈り求め続けることが出来ますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(2020年12月6日のメッセ-ジ)


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