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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

Terminal Hope(プロローグ)

「光」が来れば「喜び」に変わる




闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。あなたは深い喜びと、大きな楽しみをお与えになり、人々は御前に喜び祝った。・・・・一人のみどり児が私たちの為に生まれた。一人の男の子が私たちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。・・・・万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。
【イザヤ書9章1~6節】


「光」無き時代の中にあって
  ご存じのように世界中が、大変な騒乱の時代となり、益々「暗闇」の力が勢いを増し、その猛威を振っています。日本においても、不思議な現象(事象)が次々と起きています。社会情勢から政治界・経済界に至るまで、「希望」無き不安定な様相(闇の拡大化)を呈しています。


 「偽りの光」だけが増す時代の中で、「真実の光」は果たして見出すことができるのでしょうか?ご存じのように、「暗闇」だけが覆う状況においては、私たちは先に進むこが出来ません。光が無い、つまり一歩先が見えないからです。


 しかし私たちキリスト者は、今日のイザヤ書の御言葉(預言)を読む時に、抑えきれない程の霊的興奮(歓喜と揺るぎ無き希望)を覚えます。その理由は「真実の光が自分の元に訪れ、今も尚その偉大なる輝きは、暗闇の中でも、燦燦と麗しい力を伴って、永遠の輝きを放ち続けている!」ことを、私たちは知って(体験して)いるからです。最終的に「真実の光」が来られた時に、私たちは「真実の光」と共に、永遠の御国において住む(暮らす)という、偉大なる「喜び」の時を迎えるからです。


「偉大なる光」が来る時
 今日のメッセージの第一の重要ポイント、それは「陰(暗黒)」に覆われた今の時代に、今日のイザヤ書の御言葉を読む時、どのように受け留めるべきか?という点です。多くの人々は、いずれ地球が滅亡し、「終わりの時」を迎えることを、予感しながら生きてはいますが、他者(隣人)のことを顧みる余裕はありません。自分だけが、何とか必死に生き残ることしか、もはや考えられなくなったからです。


 1節の御言葉を直訳すると、「闇の中を歩いていた人々は、偉大なる光を、まさに今!見ることになった。彼らはそれまでは、陰の地にひっそりと暮らしていたが、まさに今!この時から、偉大なる光が彼らの上に輝き始めた。」となります。


 一歩先を歩くこともできない、それが暗闇の力です。しかし暗闇が支配する中において、今まで見たことの無い、大いなる「光」が出現した瞬間に、私たちは「現実」を正しく捉え(見て)、そして理解するのです。自分の心の中から、「不安」と「恐れ」が、もはや存在しないことを。すると、更に私たちは「安心して生きることが出来る!歩くことが出来る!もう二度と陰に怯えること無く、希望をもって暮らすことが出来る!」ことを、純粋に喜ぶことが出来るのです。


 1節の御言葉の、具体的な預言の啓示が、5節に記述されています。「一人のみどり児」とは、まさしくイエス・キリストです!このお方が、実際に地上にお生まれになる時には、「真実の光」として神の「救い」が輝き始めて、全ての人々を「暗黒(闇)」の支配から解放して下さいます。


 今日のメッセージの第二の重要ポイント、それは「偉大なる光」と「大いなる喜び」に、共通するキーワード、つまり「偉大なる(greate)」という素晴らしい次元です。しかもこの「偉大なる(greate)」二つの存在(神の事実)は必ず来る!、即ち「光(イエス・キリスト)」来りて、暗闇が退くことで、今まで経験したことの無い、大いなる「喜び」に変わるのです。「真実の光」の輝きが、永遠に働き続けて、私たちを常に導いてくれる!と、分かった(見て確認し、理解して受け取った)時から、心が温まるだけではなく、力強く一歩、二歩、三歩と、先に向けて歩く(走る)ことが出来るようになる、それがイエス・キリストの誕生の時からです!


偉大なる光、その四つの「働き」
 では、イエス・キリストが「真実の光」として来られる時、その素晴らしい「光の力」は、如何なるもの(存在)として、偉大なる「働き」を現わされるのでしょうか?イエス・キリストの「誕生」と、偉大なる「神の事実」が、私たちの人生を導く時には、次の四つの「働き(人格)」をもって、責任ある務め(救い)を完成されます。第一に「驚くべき指導者」の働きです。この名称を新改訳では「不思議な助言者」と表現していますが、新共同訳の英語の表記としては「Wonderful Counselor」、つまり「不思議に満ちたカウンセラー」となります。主なる神が、イエス・キリストを通して、私たちとカウンセリングする(相対する)時には、実際に私たちの置かれた状況より更に下部に座して、私たちを底支えする為に、ありとあらゆる「力」、そして優れた「知恵」をもって、着実に責任を果たされます。その「働き」そのものが、私たちにとって「不思議」に満ち溢れているから、素晴らしいのです。


 第二に「力ある神」としての働きです。この場合の「力」とは、世的な「権力(権勢)」や、物理的な「力(軍事力、経済力、勢力)」の次元の言葉ではありません。「力ある(Mighty)」とは、この世にある様々な力を超越した、創造主なる神が保有している「天の力」です。即ち「無」から「有」を産み出す際に用いる、霊の次元にある「力」です。全てを破壊しても、直ぐに建て直すことの出来るもの、本来の正しい状態へと、全てを打ち立てることの出来るもの、それが「天の力」です。ですから「力ある神」は、必ず「天の力」をもって、私たちの人生を建て直し、責任をもって正しい状態へと、全てを補償(補完)して下さるのです。


 第三に「永遠の父」としての働きです。ご存じのようにイエス・キリストは、私たちの霊的長子であり、また麗しの花婿でもありますが、実は「父親」の如くに、私たちと真剣に向き合い、実際に(親子として)関わって下さる方です。この世の父親は、その関わり方が「有限的」であり、大人になれば距離感を持つなど、(幼少期の頃と比較して)希薄な関係になります。しかしイエス・キリストの場合は、「永遠の父(Eternal Father)」の代理として、私たち霊的な弟妹に対して、永遠に愛し続け、かつ密接に関わって下さいます。我が子の為であるなら、たとえ悪さをしていても力強く抱きかかえ、立ち直るまで「永遠の忍耐」をもって、関わって下さるのが、「真実の父」の如きイエス・キリストです!


 第四に「平和の君(皇太子)」としての働きです。主なる神が「真実の王(King)」であるなら、自動的に私たちは、イエス・キリスト(真実の皇太子)に連なる「神の子」、即ちプリンス及びプリンセスです。と言うことは、イエス・キリストが居ます所には、全ての麗しい王国の品性(品格)が、当然の如くに満ち溢れて故に、そこには「争い」が全く無い、即ち真実の「平和(平安)」だけが存在するのです。


万軍の主の「熱意」
 結論になりますが、「万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。」(7節)の預言には、非常に重要な霊的指針が記述されています。「万軍の神」とは英語で「Almighty」と言い、全ての力(Mighty)を束ねることの出来る、最高次元の「力」を有した神、即ち「全能なる」創造主を意味します。今まで「暗闇」の力(圧政)に怯えていた(何も為し得なかった)あなたの元に、イエス・キリストが「真実の光」として訪れた(誕生した)!という神の事実は、「もはや恐れるに非ず!何故なら、この真実の光は永遠に輝き続け、私の行く先々を照らし続けてくれるから。」という、神の「永遠性」と「全能性」に、全ての「望み」を置く、つまり神に自らの「命」を託す(委ねる)信仰の、揺ぎ無き土台となります。


 このように「全能の神」が、一人一人に「真実の光」として来られる、偉大なる神の目的(熱意)は、「あなたを真実の光の中に、招き寄せるばかりではなく、この光を帯びる者として、暗闇の陰に生きる人々に、真実の光を届ける」という、重要な役目(務め)を与える為です。そうです!全能なる神は、「あなた(私)」という個人を通して、神の「永遠の愛」、神の壮大なる「救い」を、完成したく働いて下さるのです。ここに万軍の神の「熱意」が現わされています。しかも神の「熱意」は、一時的な興奮から生じるものではなく、永遠に守り導きながら、「あなた(私)」と共に働くことで、完成式典を迎えるなど、永遠に続く熱情の「意思(御思い)」から来るものです。


 「万軍の主」の熱意は、未だ終了(修了)していません。これからも「あなた(私)」を通して、完成へと進行中です。ですからイエス・キリストの「訪れ(誕生)」は、一度限りのものではなく、毎瞬!毎瞬!、多くの人々の元へと、「あなた(私)」を通して、その「真実の光」が届けられるのです。「万軍の主」の熱意から見れば、誰一人として「無用の者」はいません。全てが神によって形造られた、重要なパーツとして、イエス・キリストの中に組み合わされて行くからです。


 どうぞ「あなた」が神の「真実の光」、即ちイエス・キリストの「証人」として、全ての暗闇を打破する程の、神の「全能の力」を帯びながら、多くの人々に「大いなる喜び」を、届けることが出来ますよう、主イエス・キリストの偉大なる聖名で、祝福してお祈りします。アーメン!(2023年12月24日のメッセ-ジ)


☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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