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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

神の時(No.21)

                  天空の基(もとい)が動く時
 



主はモーセに言われた。「明朝早く起き、ファラオの前に立って、彼に言いなさい。・・・・あなたは未だに、私の民に対して高ぶり、彼らを去らせようとしない。見よ、明日の今頃、エジプト始まって以来、今日までかつてなかった程の甚だ激しい雹を降らせる。・・・・」ファラオの家臣の内、主の言葉を畏れた者は、自分の僕と家畜を家に避難させたが、主の言葉を心に留めなかった者は、僕と家畜を野に残しておいた。・・・・モーセが天に向かって杖を差し伸べると、主は雷と雹を降らせられた。・・・・雹は、エジプト全土で野に居る全てのもの、人も家畜も残らず打った。雹はまた、野のあらゆる草を打ち、野の全ての木を打ち砕いた。ただし、イスラエルの人々の住むゴシェンの地域には雹は降らなかった。・・・・亜麻と大麦は壊滅した。・・・・小麦と裸麦は壊滅を免れた。・・・・
                                                                                               【出エジプト記9章13~35節】
 
「天の基」「地の基」「水の基」
  父なる神が創造された地球の「歴史」は、人類が「罪」を犯しさえしなければ、神が定めた聖なる「秩序」の上に、全てのバランスが保たれていました。父なる神が、創造の「始まり(スタート)」として定めたもの、それは「天」・「地」・「水」という、この三つの領域において、聖霊様の「管理」のもとに、三位一体の如き「関係」を保っていました。
 
 しかし、ご存知のように人類が「罪」を犯した結果、この関係が狂い始めたのです。例えば、2011年3月11日に始まった巨大地震の結果、気象学者が次のような見解を発表しました。「3.11の大地震により、連動するかのように天空の気象にも、狂い(ズレ)が生じ始めた!」と。まるでそれは、「天」の領域と「地」の領域、そして「水」の領域が連動していることを、彼らが言い始めているのではないでしょうか!
 
 しかし私たちは「聖書」の中に、全ての真理が記されていることを知り、それを信じています。即ち、「天」の基と「地」の基、そして「水」の基を管理(支配)する方が、聖霊様であることを、十分に知っています。
 
エジプト全土を覆った「スーパーセル」
  今回のストーリーには、巨大な「黒い暗雲(スーパーセル)」が描かれています。北アメリカ大陸においては、頻繁に出現する「スーパーセル」という気象現象、これには必ず「大嵐」と「雹」が生じ、その後に出エジプト記で「雲の柱」として描かれた、「竜巻」が天空から降りて来ることがあります。しかし今回のストーリーには、この「竜巻」は出現していません。と言うことは、「竜巻」を発生させない程の巨大な力が、天空の「基(もとい)」を動かしていることが分かります。そしてナイル川の下流域、即ち肥沃なデルタ地帯を全て覆う程の、超巨大な「暗雲(スーパーセル)」が発生したのです。
 
 今回のストーリーの記述の中に、非常に興味深い気象現象として、ある「事実」が描かれています。それは、イスラエルの民が暮らす「ゴシェン」地域には、「雹」が全く降っていないという点です。恐らく「大雨」や「雷鳴」程度の現象は、この地域にも発生したことでしょうが、農作物に被害をもたらす「雹」は全く降らなかった、つまり「恵みの雨」のみが、この地域に豊かに降り注いだのです。
 
 ところが「ゴシェン」地域から発生した巨大な雲の塊は、ナイル川下流域に向けて更に規模を巨大化させ、人類史上体験したことの無い、超巨大な熱帯低気圧が、エジプト中心部(ファラオや高官の居住区)に停滞し、今回の「災い」をもたらしたのです。
 
 そして「時」至りて、恐らくボール・サイズの「雹」が、次々とエジプトの全家、及びファラオの王宮に向けて、大砲弾の如くに降り注ぎ、家の屋根を突き破る程の力をもって、次々と破壊しました。モーセは事前に彼らに対して、神の警告を与えていたにも関わらず、彼らの殆どが神の「警告」を無視した結果、多くの人々が巨大な「雹」により即死したのです。しかし中には、神の「警告」を畏れ信じて、シェルターや洞窟に逃れた人々だけは、生き残ることが出来ました。当然のことながら、ナイル川下流域の穀倉地帯が、壊滅状態に陥ったのです。
 
「天の基」が動く時
  前述したように、「天の基」と「地の基」、そして「水の基」が、創造主なる神の「御手」の中にあることを、私たちは信仰により知っています。この神の「御手」の守りの中にある、「天の基」が動く時に、実際には如何なる現象が起きるのでしょうか?ノアの「大洪水」の時、バベルの塔が崩壊した時、ソドムとゴモラの町が壊滅した時もそうでしたが、父なる神の「御手」が、「天の基」の中を働き廻る時には、人類が想像も出来ない程の規模で、「全て」が破壊し尽され、いずれ来るであろう「最後の審判」の時には、巨大な「雹」ではなく、「火の玉(恐らく隕石、小惑星)」が、地球全体を破壊し尽くすことになります。
 
 このように、今回のストーリーに秘められた神の第一の「奥義」、それは「今は救いの時である!」という点です。「今の時」は、未だ神の「恵み」の中にあり、神の「救い」が開かれ(用意され)ているのです。唯一の「真理(イエス・キリスト)」に至る道は整っているのです。そして父なる神は、必ず「滅び」の前に、様々な「警告(預言)」を与えるのです。「この世」の人々に対する、父なる神の「警告(メッセージ)」は、必ず次のような内容です。「必ずその時には、・・・・が起きるから、~に逃げなさい!」と。モーセを通して語られた、神の「警告」を信じたエジプトの高官と民の一部だけが、巨大な「雹」の災いから救われました。
 
 それに対して、私たちキリスト者に対する神の「メッセージ」は、如何なる内容でしょうか?それは「世の終わりに、如何なる事が起ころうとも、イエス・キリストのみに逃げなさい!」という「唯一の命令」です。そうです!常にイエス・キリストの「十字架」の御元へと、私たちキリスト者は直ちに馳せ参じ、神の「御救い」を仰ぎ求めましょう!そうすれば神の「救い」は、常に私たちと共にあり、イスラエルの真の主父なる神が、「救い」の御手の覆いをもって、如何なる「災い」からも守って下さるのです。
 
 どんなに巨大な「暗闇」の勢力が、「この世」の人々を霊的に覆い尽くしたとしても、私たちキリスト者には、全ての「災い」が過ぎ越されて行くのです!この「違い」を見せる時が、さまに「今」なのです。それ故に「希望」のメッセージがあるのです。「イエス・キリストのみが、常にあなたを救い、あなたの家族の全てを、あらゆる災いから守り導いて下さる!」と。
 
 結論として神の第二の「奥義」について、私たちは巨大な「雹」から、霊的に教えられる必要があります。地球規模で気象に関する「異常事態」が、次々と発生しているのと同様に、霊的に巨大な「暗闇」が垂れ込んで、経済的な大嵐、エネルギー危機の大嵐、そして民族間紛争の大嵐などが生じています。つまり各フィールドが、バランスを崩し始めました。即ち「その時」が近付いています。
 
 空中の支配権を握るサタンが、いよいよ自分の「終わりの時」が、近付いていることを感じているが故に、ある準備を進めています。「全世界」を支配する程の「力(権力)」とは、一体「何」であるのか?それを知る者は、サタンの「申し子(666)」だけです。経済的な大嵐や、エネルギー(食糧も含む)危機の大嵐が、世界各地で次々と起きる度に、「この世」の人々は、「目に見えるもの(物質主義という名の偶像)」に依存しようとします。しかし、神の「救い」の御手が留められています。そう!私たちはキリスト者を通して・・・・。
 
 そうです。私たちキリスト者もアブラハムの如くに、彼らに対して預言的な「福音(メッセージ)」を、大胆に語って行きましょう!私たちは更に祈り合って、私たちの目の前にある、大いなる霊的戦いの時に、ゴシェンの地に特別に降り注がれた、神の大いなる「祝福(恵み)の時」を待ち望んで参りましょう!
 
 私たちキリスト者こそが、父なる神が「今の時(時代)」に用意している、聖霊の「使徒」です。主イエス・キリストの、豊かな「守り」と「導き」が、常にあなたを覆い続け、聖霊様を通して贖い続けることを、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!


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