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命と心の健やかなる成長のために!
こんにちわ!
あなたの命と心は、いつも健康ですか?それとも、何かの問題で病んでいますか?
私たちは、そんなあなたの、命と心の健康に気を配り、また命の処方箋を、聖書の「命の言葉」から提供します。

神の時(No.17)

                       神が地を打たれる時
 



主はモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を差し伸べて土の塵を打ち、ぶよにさせてエジプト全土に及ぼせ』と。」・・・・アロンが杖を持った手を差し伸べて土の塵を打つと、土の塵は全てぶよとなり、エジプト全土に広がって人と家畜を襲った。・・・・
                                                                                               【出エジプト記8章12~15節】

 
終末における神の「警告」
 ブヨなどの小さな吸血虫に刺されますと、それは「蚊」に刺されるどころの話にならない程、その刺された部位が赤く腫れ上がり、かゆみもそれは酷いものです。「蚊」と同様に、皮膚の柔らかい所に近付いて、特にブヨの場合は、目の周辺に近寄って刺しますので、目が開けられない程の状態に腫れます。何故ブヨは、人と家畜を襲うのでしょうか?それは「蚊」と同様に、雌のブヨにとって、人と家畜の「血液」が必要となるからです。
 
 今回のブヨの大群の襲来の災いは、過去だけの出来事ではありません!父なる神は、今世紀(21世紀)に至って、いよいよご自身の「救い(出エジプト)」という、大いなるプロジェクトの終結(完了)を開始されました。何故なら、人間の霊的傲慢の度合いが、ソドムとゴモラの時以上に、余りにも増加しつつあり、金権主義や自己中心主義に狂い、真の神を無視する人々が、大量に出現しているからです。
 
 そのような危機的状況の中で、神の油注ぎを受けた預言的指導者たちが、今まで様々な警告を発してきました。「こんなことをしていたら、必ず災い(神の御怒り)がやって来る。それは大津波どころのレベルではない。本当の地の苦しみが、激しい勢いとなって、大地から溢れ出てくる!」と。
 
 覚えて戴きたいことは、この日本にも霊的なブヨが、飛び始めていることです。それは私たちキリスト者が、聖霊から与えられた「霊の眼」をもって、しっかり見つめなければ、決して見定めることが出来ないものです。彼らは突然にやって来ます。父なる神が、既に「大地」を打たれている!このことを是非覚えて下さい。
 
「大地」のうめき
 そこで先ず第一に「大地」のうめき、この点に私たちは気付くべきです。何故「大地」が、人の如くにうめくのでしょうか?ローマ書8章の中で、パウロはこの点について、明確に説明しています。被造物全体が、私たち「人」の犯す様々な「罪」故に、うめき苦しんでいる!と。その中で特に「大地」が、常にうめき苦しみながら、変動しているのではないでしょうか!
 
 このように「大地」は、常にうめきの歴史を刻んでいます。神が時折、その「大地」を打たれたり、その動きをストップしているにも関わらず、「人」はそれを理解しようともしない、霊的傲慢があるのです。特に「人」の犯す「罪」の中で、最大のものが殺人です。「人」は常に、殺人(殺戮)の歴史を繰り返しています。
 
 しかし幸いなことに、カインによって殺された弟アベルの「血潮」は、霊的にはイエス・キリストの流された、十字架による贖いの血潮と同じ、神の「救い」の象徴でもあります。本来カインは、永遠に呪われる存在であったにも関わらず、父なる神はカインが「罪」の呪いによって、打ち滅ぼされることが無きよう、聖なる刻印(救いのシンボル)を、カインの「額」に付与しました。
 
 この父なる神の「贖い(救い)」のプロジェクトは、御子イエス・キリストの、十字架による貴い「血潮」の注ぎにより、今も尚継続しているのです!そして「大地」のうめきを、癒し続けているのです。ところが父なる神は、ご自身の「恵み」を、無代価で与えてはいても、愚かな「人」が繰り返して犯す「過ち」故に、あえて「大地」を打たれることがあるのです。
 
 ここで覚えて戴きたい奥義は、血肉から生じる人間の「罪」が、深く染み込んだ大地は、一時的な「産物」を実らせることがあっても、私たちを贖い出すことの出来るものは何一つ無い!ということです。それは必ず「呪い」と「死」をもたらします。例えば、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、今日の世界情勢の流れの中で、新しいナショナリズムが生まれています。愚かな人の持つ「罪」故に、過去同様の歴史が繰り返されているのではないでしょうか!
 
 それに対して、聖なる大地も用意されていること、これを私たちキリスト者は、切に捜し求めていく、或いは住み続けていくことが大事です。聖なる大地は、イエス・キリストの流された、贖いの血潮が染み込んだフィールドです。この大地では、必ず「命」と「再生」が、聖霊様を通して実現(成就)する、聖なるフィールドであり、「無」から「有」を産み出す、父なる神の創造の御業が、大いに現される聖所なのです。
 
「ブヨ」の霊的意味
 ところで、ブヨの意味することは何でしょうか?モーセとアロンは、主なる神に命じられた通りに、エジプトの「大地」を打ちました。すると「大地」を形成する塵が、「ブヨ」という虫の姿に、トランスフォーム(変化、変態)したことが記述されています。そうです。ブヨの大群が、いずこより襲来したのではなく、「大地(塵)」そのものが、一瞬にブヨと化したのです。
 
 ここに今回の中心的奥義があります。アロンは、エジプトの地(血肉を頼みとするフィールド)を、父なる神の偉大なる権威に従って、一回打ちました。すると、エジプト全土を覆い尽くす程の大量のブヨが、たちどころに出現し、エジプト人と彼らが飼育する家畜を、一斉に攻撃し始めたのです。
 
 「地」から這い出たものは、その「全て」が益なし!このことを覚えて下さい。現代科学という名の、「目に見える礎(いしずえ)」を頼みとし、それを霊的に崇める者は、結局のところ「もの」に支配されることになり、肝心な時に素早く行動(脱出、待避)出来ないため、巨大な災害により打ち滅ぼされることになります。
 
 日本人にとって最大の「恐怖」となる霊的ブヨ、それは放射能汚染ではないでしょうか!原子力発電は、絶対に安全とは言い切れない!と警告した歴史的教訓が、福島ショック(東日本大震災)でした。そうです。目に見えざるブヨが、この日本を、今まさに襲来し、覆い尽くそうとしているのです。これは全て日本人の霊的傲慢が、自ら引き起こしたものであり、「大地(原子を含む)」を神々とした、科学者たちの愚かさ(誤った判断)によるものではないでしょうか?
 
 しかし私たちキリスト者は、イエス・キリストの流された、貴い贖いの血潮によって聖別された、麗しいフィールドの中で、神の国の豊かな天の「産物」を、無代価で受け継ぐ祝福を戴いています!ですから私たちには、如何なるブヨも近付くことが出来ない、イエス・キリストの霊的花嫁としての、聖なる覆いがあることを信じましょう!「命」と「再生」をもたらす聖霊様の働きが、あなたの霊的「うめき」を伴う、霊的飢え渇きの祈りにより開始されることを、主イエス・キリストの御名で祝福してお祈りします。アーメン!


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