「三日目に」臨んだ神の角笛
三日目の為に準備させなさい。三日目に、民全員の見ている前で、主はシナイ山に降られたからである。民の為に周囲に境を設けて、命じなさい。『山に登らぬよう・・・・境界に触れぬよう注意せよ。・・・・必ず死刑に処せられる。・・・・角笛が長く吹き鳴らされる時、ある人々は山に登ることが出来る。』・・・・三日目の朝になると、雷鳴と稲妻と厚い雲が山に臨み、角笛の音が鋭く鳴り響いたので、宿営に居た民は皆、震えた。・・・・角笛の音が増々鋭く鳴り響いた時、モーセが語りかけると、神は雷鳴をもって答えられた。・・・・主は彼に言われた。「さあ、下って行き、あなたはアロンと共に登って来なさい。但し、祭司たちと民とは越境して主のもとに登って来てはならない。主が彼らを撃つことがない為である。」
【出エジプト記19章11~24節】
神の「角笛」の働きを知る
「角笛」とは、英語でトランペット(trumpet)と言い、「音(サウンド)」を発する楽器(道具)です。今回の記述に見られる「音(サウンド)」は、実際に人の造った「角笛」から、発せられたものではありませんが、天空から聞こえるサウンドが、「角笛」に近かったことが伺えます。そして神ご自身が発する、その「角笛」サウンドには、実は明確なサウンドの本質(意味・目的)があり、神のトランペット音が発せられた場合、何らかの「事(神のイベント)」が、必ず進み行くことになります。
ところで天の御国において、トランペットが吹き鳴らされる時、それは物凄く麗しい、御国の「サウンド」に造り上げられます。それ故に私たちキリストの花嫁は、「その時」を待っているのです!そして私たちの唇も、霊的な賛美を高らかに捧げることで、御国のトランペットとして、遂に用いられて行くことになります。
ご存知のように、「音(サウンド)」は一つの情報です。例えば自然界においては、梅雨が開けると同時に、一斉に蝉が高らかに鳴き始めますが、これを人が聞いた時に、「あ、暑い夏が(また)来た!」と認識する場合、これが一つの情報(知らせ)になっています。
その前提に立って「音(サウンド)」には、実は三つの働きが伴います。先ず第一に、①音源(音を発する主体)の存在を、「知らせること」が第一の働きです。第二にその発せられた音の、②音色(音質、音量含む)如何によって、その「音質(音の意味)」が様々に変化すること、これが第二の働きです。最終的にその音は、③シグナル(信号情報)になっていること、これが第三の働きです。例えば赤子が、激しく泣き続ければ、それは「乳」が欲しいのか、或いはオムツを替えて欲しいか等、一つのシグナル(サイン音)になっています。
トランペットが発するシグナル
この音が持つ、三つの働きの流れを、正しく理解する(汲み取る)ことが、私たちに求められている訳ですが、今回の記事に見られる、シナイ山から発せられた、トランペットのシグナルには、如何なる意味があるのでしょうか?
シグナルを発することは、その音の「意味合い」を、正しく受け取り、そのシグナルに聞き従うことが求められます。しかも神の発するトランペットの場合、これには人がシグナルに対して、順番通りに聞き従うことで、神の「命の領域」に入る事が出来る!という、素晴らしいプロセスが必ず伴います。
今回の記事から示される神のシグナルには、二つの重要ポイントがあります。第一に①死を招く事が無いよう、身を聖めることです。「神の領域」である聖所(至聖所を含む)は、近付いただけで死にます。その理由は至ってシンプル、即ち私たち人の側に、「罪」という汚れがあるからです。それ故に、全ての人々が身を聖めること、これを優先的に為すことです。その結果、彼らが第一の信仰行動に移ったことで、シナイ山から神のサウンドを受け取りました。
彼らが身を聖めた後に、第二に②近付いて(至聖所の奥まで)入ることです。この時(旧約時代)は、全員が入る訳ではなく、大祭司(アロン)だけが、死を身に受ける「身代わり」として、至聖所の奥深くに入ります。この間イスラエルの民は、外部にて待つことになります。然り!イスラエルの民全てが贖われるべく、大祭司の「命」が要求されること、これが第二のシグナルの意味です。
「三日目に」臨んだ神の角笛
この時に重要となる、トランペットの発する「神の時」が、「三日目に」(11節)です。旧約聖書には、この「三日目に」の言葉が、多く記述されているように、これは「神の時」に関する、重要な規定(掟)となります。しかし、新約時代に生きるキリスト者にとって、「三日目に」という御言葉は、イエス・キリストの「復活」、即ち唯一の「救い(贖い)」が、確立される重要な「神の時」となります。
私たちは、イエス・キリストが「三日目に」為された、この重要な出来事(復活の奇跡)を覚える時、あのマグダラのマリアが「三日目に」体験した、奇跡のシグナルを再確認する必要があります。彼女は「三日目に」、死者(イエス・キリストの亡骸)を弔うべく、悲しみに沈んだまま墓場に赴きました。そこには番兵も見当たらず、大きな墓石も脇に転がっていたので、思わず中に入りました。 しかし中に居た御使いから、驚愕すべき情報(神のシグナル)を知らされます。「あなたの愛する主は、ここに居ない。イエス・キリストは復活された!」と。
彼女は信じることが出来ないまま、墓場の庭園に佇んでいました。すると庭園の関係者とおぼしき者が、彼女に近付いて「マリアよ、私だ!」と、御国の音声(王のシグナル)をもって、彼女の「霊の耳」に進入しました。この二つの偉大なるシグナルを受け取った彼女は、直ちに信仰行動に移りました。恐らく真っ先に、このシグナル(復活の知らせ)を届けた相手が、一番に落ち込んでいたペテロ、そしてイエス・キリストが一番に愛したヨハネでした。
これからの日本が、如何なる方向に突き進むのか、私たちは知る術(時のシグナル)もありませんが、聖霊様は私たち日本人キリスト者に対して、御使いと同様にトランペットを手にして、「神の山に登る者たちよ、いざ来たりて、神のシグナルを受け取りなさい。集まって来る神の勇者に、私は御国の油を豊かに注いで、人をすなどる神の漁師として遣わす。その時にあなた方は、世の大海原に網をおろすだけでよい!」と、大いなる「鬨のサウンド」を発して下さいます。
間もなくしたら、主イエス・キリストは再臨されます。その直前には、大天使ミカエルの大号令が、御国のトランペットと共に発せられます。私たちは、主イエス・キリストを忠実に信じる、「小さな(少規模の)民」かも知れません。しかし私たちは、それでも御国のトランペットが、全世界に渡って鳴り響く、栄光ある「その時」を待ち望んでいます。聖霊様がいよいよ、大号令の発信を為される「神の時」が、目前に迫っています。
「三日目に」復活された、主イエス・キリストの偉大なる、「救い」の事業を、私たちも「唇の果実」をもって、トランペット(勝利の賛美)を携えて、聖霊様と共に吹き続けましょう!私たちと共に進軍される方、主イエス・キリストは、もはや「世」に打ち勝ち、悪魔サタンの軍団を踏みにじり、勝利の御旗を掲げておられます!どうぞ、あなたも神の「角笛」を吹き鳴らして、ひたすら前進し続ける者でありますよう、主イエス・キリストの聖名で、祝福してお祈りします。アーメン!(2025年7月6日のメッセ-ジ)
次回は・・・・Terminal-Sound(2/27掲載)です。
☆バルナバ・ブログ福音薬局
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