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Terminal Hope(No.28)

K・バルナバ

     しかしエクレシアは!

 



ヘロデはペテロを捕らえて牢に入れ、四人一組の兵士四組に引き渡して監視させた。過越祭の後で民衆の前に引き出すつもりであった。こうして、ペテロは牢に入れられていた。(しかし)教会では彼の為に熱心な祈りが捧げられていた。

          【使徒行伝12章4~5節

 

しかし、聖霊様が臨まれる時

 私たちが置かれた「今の時」は、非常に重要な時代と言えます。今回の記事に見られる、主なる神の偉大かつ、遠大なる「ご計画」を知る時に、私たちは身震いもしますが、聖霊様が臨まれる時には、必ず神の「事実」が浮かび上がる、即ち神の「ご計画」が為されること、これを先ず覚えて下さい。

 

 使徒のリーダー格であるペテロが、時の権力者の陰謀により、不当に逮捕されたという、三次元的事実(現実)に対して、本来であるならば、全てのキリスト者に大激震が走り、全ての者が失意のドン底に陥る・・・・はずでした。「しかし」(5節)聖霊様が、彼らに対して激しく臨むや否や、彼らは「(神のご計画は)終わっていない!」という、「神の国」の次元に導かれ、再び激しく祈り始めたのです。

 

 何の為に、再び祈り始めたでしょうか?単純(三次元的)に推測する限り、それは権力者たちの迫害に対する、主なる神の反撃(攻勢)を求めたり、ヘロデの釈放(救出)を求める為かも知れません。覚えて戴きたいことは、今回の記事に見られる出来事(迫害)は、「今の時代」にも必ず起こり得るものである!という点です。

 

迫害を恐れない!

 聖霊様は、私たちに対して必ず、唯一の「救い主」であり、王の王なる万軍の主、神の御子イエス・キリストを示し、この方のみに膝を屈める(真の礼拝を捧げる)よう、日々激しく臨まれます。しかしこの不屈の信仰姿勢を、この世の権力者たちは許さない(認めない)のです。ですから覚悟して下さい!私たちもいずれ、霊的なペテロ(不屈のエクレシア)として迫害されることになります。

 

 「その時」に例えば、「牧師先生が今、強制的に逮捕されたら、来週の礼拝どうなるんですか?」などと、急に慌てふためくのであれば、その教会は本当(本来)のエクレシアではありません。エクレシアとは、生きた「神の宮」であり、イエス・キリストの「花嫁(乙女)」の群れです。そのエクレシアの中に、「指導者(ペテロ)」が居ようが居まいが、神の真実の「永遠の命」と、尽きることの無い「天のパン(神の言葉)」は、紛れもなく生きている(存在している)からです!

 

 そういう意味で、私たちは使徒行伝の時代に、霊的に立ち返る時です。彼らが迫害されればされる程、聖霊様の緊急シグナルが、その都度「啓示(予告サイン)」として示され、エクレシアは「集まること」をストップすること無く、益々成長して行ったのです。彼らは、一人の指導者によって導かれる、人間的な「群れ(ムラ)」ではなく、一人一人が聖霊の賜物によって仕え合う、生きた有機体(羊)の「群れ」でした。

 

 迫害にも関わらず、彼らは祈り続けたこと、これを導いた方は、唯一の助け主「聖霊様」です!聖霊様が一人一人に臨んでいる限り、上(天)からの「炎(聖なる火)」は絶えません。ヘロデ王による、ペテロの不当逮捕の結果、聖霊様による大宣教計画が、次の段階へとレベルアップし、更に拡大して行くことになります。 それ故に、彼らは決して、時の権力に対して恐れていません。「私たちには祈りの武器がある。宣戦布告したお前たちには、もはや敗北しか残されていない!」と。

 

 サタンはエクレシアに対して、必ず霊的な「分断」を起こすべく、様々に迫害を仕掛けて来ます。ペテロは、彼ら敵から見れば、只の「力無き人間」に過ぎません。ところがヘロデは、ペテロを逮捕した後、如何なる方法で拘束したのか、それが明確に記述されています。四人一組の兵士編成で、しかも四つの精鋭部隊を収監所(牢屋)に配置した、つまりペテロの檻及び収監所には、十六人の兵士が隙間なく取り囲んだ訳です。

 

「祈り」という最大の武器

 このような大迫害下にあっても、聖霊様が働かれている、生きたエクレシア及びコイノニアは、何をもって戦い続けていたのでしょうか?それは天から賜る、聖霊様の武具です。その中で最大の武器が、敵の要塞をも破壊する、「祈り」という霊的砲弾(聖なる火球)です。聖霊様の最大の戦術は、私たちキリスト者が、聖霊様によって祈り合う、その一致した「祈りの力」を用いることです。

 

 では敵(サタン軍)は、何故エクレシアの群れ(私たち)を、霊的に分断する戦術を取るのでしょうか?創造主なる神の「ご意思」は、私たち(被造物)が「共に一つとなる」よう、「助けの御手」を伸ばして下さいます。私たちが神の御手を握る時に、私たちは聖霊様を通して、神との「一体化」の中にあずかり、それは大いなる「神の力」に、あずかることが可能になります。

 

 悪魔サタンは、この神と人との「聖なる関係」、即ち聖霊様による「一体(一致した関係)」を、ことごとく忌み嫌い、盛んに妨害工作を挑んできます。その分断の罠にかかった最初の人間が、アダムとエバでした。サタンは、エバを神の「御心」から分断し、その次にエバの言葉を用いて、アダムを神の「命の言葉」から、ものの見事に分断させたのです。「今の時代」に、エクレシアが攻撃を受けている理由は、上記の流れにある如く、エクレシア(キリストの花嫁)の霊的雛型が、エバだからです。然り!サタンはエクレシアを、イエス・キリストから引き離し、世の奴隷(愚かな乙女)とすることで、神の「救い」を破壊したいのです。

 

ペテロが不当逮捕された後、エクレシア(神の民)は何を祈り求めたのでしょうか?たとえペテロが、ヤコブのように殺されたとしても、「主よ、あなたが導いておられる、私たちエクレシアは、更にイエス・キリストと一つとなる為に、この度重なる迫害の中においても、日々前進することが出来るように、聖霊様の武具を与えて下さい!熱心に祈り続けることが出来るよう、上よりの油注ぎを増し加えてさい!」という、激しい「飢え渇き」の祈りでした。

 

そうです!彼らは霊的な戦い場における、最大の激戦場に導かれたのです。「今の時」も同様に、霊的な世界において、私たちは最大の激戦場へと、聖霊様の導きによって駆り出されています。そういう意味で、私たちは「その時」に備えて、武器弾薬(聖霊の賜物)及び霊的兵糧(神の言葉)など、必要な物資等を祈り求める時です。

 

 最後に、ペテロの語る御言葉を紹介します。「身を慎んで目を覚ましていなさい。あなた方の敵である悪魔が、吠え猛る獅子のように、誰かを食い尽くそうと探し回っています。信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。あなた方と信仰を同じくする兄弟たちも、この世で同じ苦しみに遭っているのです。・・・・しかし、あらゆる恵みの源である神、即ち、キリスト・イエスを通して、あなた方を永遠の栄光へ招いて下さった神ご自身が、暫くの間苦しんだあなた方を完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことが無いようにして下さいます。」(Ⅰペテロ書5章8~10節) 

 

 私たちの信仰の土台、即ちイエス・キリストを、揺らぐことの無い礎(いしずえ)とする秘訣は、聖霊様によって日々祈り続けることです!たとえ「現実」に、如何なる事が起きたとしても、 私たちは祈り続けましょう!「主イエス・キリストよ、あなたが更に栄光ある輝きをもって、私たちの先を歩まれる方として、敵をことごとく粉砕し、神の新しい国を興すべく、私たちを更に用いて下さい!」と。

 

 いよいよ神の御国が、この日本に来ることを求めて、賢い花嫁たちが結集する「その時」が来ました。聖霊様は今、私たち一人一人を、天よりの「御力」をもって、更に強めて(強固として)下さいます。主イエス・キリストの御名が高められる為に、私たちを更に霊的に磨き上げ、この世の血肉の力を、完全に封じ込めることの出来る、「ダビデ(勇者)」の油注ぎが、熱心に祈り求め続ける、あなたの飢え渇きに対して、日々注がれて参りますよう、主イエス・キリストの聖名で祝福してお祈りします。アーメン!(20241020日のメッセ-ジ)

 

☆バルナバ・ブログ福音薬局 

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